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インドでの日々を綴る


by ayako-ondes
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公演

昨夜はババールさん達の公演がありました。主催者はババールさんの友達のご家族で、お父様の25回忌を祈祷歌のコンサートで行うものでした。
会場となったHabit Centreは、劇場やコンサートホール、ギャラリー、レストランなどが併設された複合文化施設で、いつも何らかのイベントが複数行われ賑わっています。建物自体もとても立派です。プライベートな催し物で、大きなホールを貸し切っての公演だなんて、どんなものか楽しみです。
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会場の入り口にはお父様の写真が飾られていました。そして、ホール入り口には、床にこのような飾りもあって、花びらで作るこのようなデコレーションは、いつもコンサート会場で目にします。

ホールに入ると、ステージ上にも、大きな写真と、花に囲まれたお父様の写真が飾られていました。写真は公演前のもの。
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マイク・チェックが始まりました。インドでは必ずマイクが使われます。そして、野外での公演ということも少なくはありません。野外の場合は開放的で多少くだけた感じもあって、聴衆のノリが良かったりもしますが、蚊が気になって落ち着きません。じっくりと聴くにはやはりエアコンの効いた屋内の、それもこんな立派なホールだと嬉しいです。

主催のご家族は、ババールさんの友達であるご主人と、まだ20歳くらいのお嬢さんを中心にこまめに動いています。イベント業が本職でもないのに、これだけの会の準備をするのは大変だっただろうなと見ていました。
司会者もプロの人を頼んでいて、出演者はステージ裏へ集合しました。

しかし、いつ始まるのかがよくわかりません。みんなお茶を飲んだりしています。
いつも公演のたびに、さすがはインドだなと思い知らされます。時間がとってもルーズです。
それはババールさんの家に着いた時点からすでにそうでした。5時ちょうどに来てくれと言われ急いでいくと、まだシャワー中。公演となると特に、時間に遅れないようにとキリキリして駆けつけるのですが、ババールさんの家に着いたら着いたで「あー、そうだった、時間つぶしの本でも持ってくるべきだった」と思うのです。待っている間にサーバントが「チャイー飲む?」と聞いてきて、そんな時間があるのかと聞き返すと、時間はあると言う。それでは...と一杯飲んでいる間に、ババールさんがやってきて、予定の40分遅れで出発しました。

そして、公演は...7時に始まると聞いていましたが、すでに7時45分です。司会者の人が一度ステージ上に出て、何か話して再び舞台袖に戻ってきました。開口一番「デリーの人はいつも時間通りに来ない。まだ会場が埋まっていない」とプンプン!! だからもう少し始めるのを遅らせようということになり、始まったのは8時でした。しかし、誰一人として早く始めろと言ってくる人がいないあたりが...

ババールさん達の演奏の前には、25回忌のお父様の昔の数々の写真がBGMとともに、大きなスクリーンに映し出されました。これもご家族で制作したようで、お嬢さんが操作していました。この娘さんにとっては、お祖父さんにあたる方の年忌ですが、娘さんはまだ20歳そこそこ、25回忌なので、お祖父さんには実際会った事がないのだと思います。しかし家族全員で一生懸命に会を進め、ひとうひとつこなしている姿に温かさを感じます。

公演の方は、聴衆も口ずさむ場面もあり、とても良い雰囲気でした。
しかし、少し残念だったこともあります。リハーサルの時から、1曲、とても素敵な曲だと思うものがあって、それを聴くのを楽しみにしていたのですが、シンセサイザー奏者の音階(ラーガ)が歌と違っていて、音楽がいつまでたってもひとつにまとまらない、ちょっと苦しい展開となった場面もありました。その曲、5拍子の上、3種類のラーガを用いているそうで、危ういような独特な味わいがあるのですが、それがうまく出せず惜しかったです。

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コンサートの後は、別室にて立食ディナーで、会に集まった全員がディナー会場へと移動します。インドのコンサートや催し物では食事と抱き合わせの会が圧倒的に多いようです。こういうのものも全て手配して、ご家族のご苦労が感じられます。遅れて始まって、ディナー付きなので、会が終わるのも12時近くになります。
# by ayako-ondes | 2007-07-26 23:56 | Music★音楽

神々をまつる

インドは、ヒンドゥー教、シーク教、イスラム教などなど、それぞれの宗教の、大小たくさんのお寺、モスクなどがあります。特にヒンドゥーの神々をまつる小さなスペースは街のいたるところで目にします。そして、その前を通ると、オートリキシャの運転手はお客が乗っていても車を止めて、お参りしたりしています。

ここは家の近くの、モデル・タウン・マーケットにあるヒンドゥー教の神様が奉られている小さなスペースです。写真を撮る直前に、一人の男性が、内部を水で洗ってきれいに掃除をしていました。掃除仕立てのこの空間には、とても清潔なオーラが漂っていました。写真からはどうですか〜?

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# by ayako-ondes | 2007-07-24 23:51 | Culture★文化

八百屋さん

デリーの八百屋さん、リヤカーに野菜を積んで売っている人もいれば、店を出している人、決まった時間帯に路上で売っている人...さまざまあります。

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下の写真は先週金曜の朝市です。今は湿気の多い雨の時期で、野菜もいたみやすく、夜になるとくた〜としてあまり元気がありません。朝市は空気も新鮮で、野菜にもハリがあります。
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# by ayako-ondes | 2007-07-23 23:26 | Khana★食

カラダにいいモノ

実践していることもあれば、していないこともありますが「心と身体の健康」や「自然の力」には関心があります。そして、インドで飽きずに私が遊べるのも、ここは、それらの関心ごとの宝庫でもあるからです。インドの伝統的な学問でもあるアーユルヴェーダ(生命/生気の知識)はその根源ともいえるものなのかもしれません。ヨーガ、身体に良いハーブやスパイス等を用いた食べ物、飲み物、そしてスパなどのインド式エステ、更には占星術に至るまで、これらは全てアーユルヴェーダとつながりがあるようです。

今日は、朝寝坊したことを除けば、 健康的つながりで楽しめた1日でした。

先週の日曜同様、今日も、カーン・マーケットへ行きました。先週、新しいアジア料理のレストランを見つけたのです。メニューや中の様子を見させてもらったら、タイ、マレーシア、チャイニーズなどを中心とする料理で、インテリアも素敵でした。その上、アロマの匂いも漂っていて心がソソラレました。聞いたところによると、日曜午後はあるスパ・サロンのデモンストレーションを行っていて、食事をする人は誰でもマッサージを受けられるのだそうです。デリーで質のいいスパを探してもいるので、どこのサロンがやっているのか興味津々で、料理とスパを求めて、今日また行ってしまったわけです。

食事は中華にしました。久々に中華らしい中華を食べられて、美味しかったです。メニューには日本食もあって、お寿司と天ぷらと焼き鳥らしきものがありましたが、挑戦しないでおきました。

しかし、マッサージの方は...もうくすぐったくて必死で堪えました。どうも私は、中途半端な状態でのマッサージはくすぐったくなってどうしようもなくなるようです。特に背中が。
レストラン内の隅でイスに座り、テーブルに置かれたタオルに腕を組んで置き、その上に頭をのせてうつぶせになると、首、耳、肩、背中、そして腰の辺りまでマッサージしてくれるというものでしたが、決まった行程をチョコマカチョコマカやり進んでいくので、まずはそれがおかしくなってきて...。マッサージは力の入れ方などはもちろんですが、肝心なのはゆったりとしたリズムで呼吸の流れを施し、リラックスできる間の取り方を作ることだと思うのです。このチョコマカマッサージは、まるでリスを見ているようなもので、こちらも気持ちが違うところへ行ってしまい、ひとつひとつの手の動かし方までがおかしくなってきて、笑いをこらえるのに大変でした。しかし身体は確実にこわばるか笑ってしまうかで、終わったらホッとしました。サロン自体は、ある有名な人のサロンのようですが、こういうところでデモやる人はこんなものか。でもそんなにたくさんのことしなくても、ゆっくりとひとつでも気持よくさせたらお客さんにも結びつくだろうに...とも思います。

続いて、近くの薬局へ入ってみたら、オーガニックのTulsi Teaがあったのでゲット。TulsiはHoly Basilと訳されていました。聖なるバジルとでも言うのでしょうか。古くからストレス緩和と健康増進に重宝されているハーブのようです。

そして、今度はコンノート・プレイスで閉まりかけていた食品屋さんに入ったら、マンゴーが数種類ありました。値段を聞くと、いつも普通に私が買っているものの倍以上します。場所柄高いのかなと思ったら、そうではなく、その店で売られているマンゴーはすべてオーガニックなんだそです。他でもっと安い値で売られているのはみんなケミカルだよとお店の人に言われ、これまでガンガン食べていたマンゴーは...あー、そうでしたか...。と、マンゴーももう終わりの時期、オーガニックのマンゴーを求めました。これがそれです。
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早速食べてみました。
種類にもよるのかもしれませんが黄色の色が鮮やかで、とてもジューシーでよく熟していました。種の部分がより野生化している感じで、種から出ている繊維が長く、食べるに少し邪魔にもなりますが、自然の味がおいしく身体に優しい感じがします。紅茶にしても思うのですが、オーガニックのものは、身体に反発するものや戦う物がなく、違和感無く浸透するように感じられます。
# by ayako-ondes | 2007-07-22 23:35 | Favorite★スキ

Delhi Metro

時々このブログでも触れていたデリーのメトロの建設が、今やデリー中で着々と進められています。デリー・メトロは市の中心部分は地下鉄で、中心から外側へ向かって少し走ると地上に出て高架式になります。そして橋げたの工事が私の住む家の前まで進んできました。
この写真は2階の部屋の窓から撮ったものです。
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日夜工事が進められ、丸1日でこれだけ進みました。
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まずは、下の写真にあるような支えとなる柱が、一定間隔で作られました。、そして今は、それぞれの柱の間を、大きなコンクリートのブロックをひとつひとつ結合させていくことで、橋げたをつないでいるところなんです。
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下の写真は、すでにつながれている部分の橋げたです。この近くの地下を走っている部分もおそらく工事が進んできたのでしょう。これまで工事現場として囲まれていた覆いが取り払われ、以前のような2車線ずつの道路に戻りました。
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今年の1月にはまだ橋げたは全くできていなかったのです。下はその時の写真です。
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メトロの拡張についてはデリー・メトロのWebに地図入りで示されています。地図上の青と赤と黄色の線はすでにメトロが走っている部分、その他の縞模様の線は増設中です。メトロの建設にあたっては、技術面においても資金面においても、日本が多大な協力をしています。
# by ayako-ondes | 2007-07-21 23:25 | Diary★日記

パウダー

身体につけるパウダー、日本ではベビーパウダーと呼ばれ、主に乳幼児に使われていて、私も子供の時にはあせも止めにつけてました。大人になってからも目立たない程度に額や腕の曲がる部分などにちょこっと。
インドでは、主に大人が胸や首回りや背中などなど、真っ白に染まるくらいつけています。男の人も女の人も。最初はそれが何なのかわからず、「何か白い物ついてますよ」と知らせてあげたりしていたんですが、ベビーパウダー(こちらではそうは呼ばないけど)だとわかってからも、堂々と大人がつけていることに違和感がありました。しかし、今では自分もシャワー後にたっぷり振りかけ真っ白になっていたりするんですね〜。それもファンをつけたままやってしまうので、粉が飛び散って部屋まで白くなり、床も滑りやすくなります。

パウダーは、だいたいプラスティックの入れ物に入って売られています。シャンプーやリンスのような、入浴剤のような感じで。ファミリー用のような大きいサイズのものもあります。そして香り付きだったり、coolと書かれているものは、つけた時にひんやり感が肌に走ります。いろいろな種類の物があります。

そしてこのパウダー、インドの打楽器タブラにも使われます。演奏する部分に振りかけてベタつきを抑え、手との馴染みや滑りをよくするために。そして演奏者の首も白くなっています。
重要度低めの話しでした。ペコっ。
# by ayako-ondes | 2007-07-20 08:30 | Diary★日記

最近はまっているもの

材料は以下の写真にあるもので、ただそれらを混ぜ合わせるヨーグルトに最近ハマってます。
インドのレモンはゴルフボールくらいの大きさでかわいいのです。これを1〜2個二つに切って絞り出し、種だけ取り出して、果肉も入れられたら適当に入れて、そこにヨーグルトを食べられるだけ入れて、ジャムを加えて混ぜるだけ。今使っているジャムはGolden Peachというもので桃の果肉が入っています。ヨーグルトとレモンの組み合わせはもしかしたら相性があまりよくないかもしれない。どこかでそういう記述を見たことがあるような気もするのですが、ヨーグルトに酸味がないのはおもしろくないので、かまわず一緒にしてしまってます。酸っぱさと、意識しないと感じられないほどのほのかな桃の香り、そして冷たさが脳みそにヒタヒタと伝わってくる感じが快感です。ちょっと変態...。

最近果物屋さんに行けないので(開いている時間帯に行けない)、これで果物の代わりです。レモンは遅くまでやっている八百屋で売っているので買うことができます。
しかし、大変申し訳ないことに写真が寝てしまっていて...。
いつもと同じやり方にしているのですが、何度やっても寝てしまう...。 いつも夜アップしているのですが、今日に限って朝だから? 何とか起こしたいと思いますが、すみません、それまで寝かせておいてください。
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# by ayako-ondes | 2007-07-19 07:00 | Khana★食
最近、かなりハードワークで、ババールさんとの曲作りもピッチをあげています。お互いがお互いに慣れてきたこともあり、火がついてきたこともあり...たぶん(笑)。
そして、このところ、急ピッチと並行して、ヤブ用で何だかんだと政府の機関と連絡をとったりいますが、これが精神的に根気を要するものでして、くたびれ三昧です。電話はいつもお話中か、呼び出し音が鳴り続けるだけ。アポイントなしで飛び込んだとしても「電話が全然つながらないから」と一発ごねなきゃならないし、再び足を運びことにもなりかねない。何としてもアポイントをとってから出向きたいので、次なる手はファックス。その間にも、もしかしたら通じるかなとちょっと期待して再び電話したりして...。英語のメモを片手に、電話の前に頭の中で言ってみて、頭に入れておかないと落ち着かない。それに、インド人の名前はいまだに聞いたことのないものに毎回のように出会い、覚えにくくてなりません。電話する度に呪文のように唱えるのも疲れてきました。自分の携帯がどこかおかしいのではないかとスタジオの電話から試してみたり...。そのうち、だんだんと期待しないでだただた電話してみるだけになってきて、どうせつながらないんだろうなーと、メモも出さずに諦め半分で電話してみる。と、こんな時に限って人が出る!! 当たり前のことに逆に驚いてしまう。それも突然本人だったりするから、今度は慌ててメモを探したりしてアホや〜〜。そして面会が当日の2時に決定、うーむ、一番暑い時間帯...。

政府の機関はセントラル・セクレタリアという地域に密集しています。インド門も近いところにあります。ついでにインド門の写真を撮りました。間近ではないし、靄もかかっていてはっきりとはしてませんでしたが、インドらしい写真をようやくブログにアップできます。
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インド門周辺は広い道路と広大な敷地となっています。適当に人々がくつろいでいたり、アイスクリーム屋の自転車がびっしりと並んでいたり、池で洗濯している人がいたり、その横で真っ裸で泳いでいる男の子がいたり、売れてるか売れていないのかわからない感じでジャムンを売っている人がポツンといたり、そして後方には増設中のメトロの工事現場。家の前も工事が進んできていますが、数年後には、インドはメトロが空港までもつながって、街中がクモの巣をはりめぐらしたようにつながれます。変わるでしょうね。
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それで、アポイントメントですが、1時間待ってようやく。ちょっとした広さのレセプションにはエアコンが4台もガンガンに稼働していて、更に扇風機も数台が全回状態。直接冷気があたるところは寒くてしょうがない(なんでこうも極端!)ので場所を変えたら、うとうとしてしまいました。待ち時間に比べたら、面会時間なんてちょろちょろですよ。結局今度は手紙を書いて、更に上の人に送るようにとのことになりました。インドでは、行き着くところまでいかないとタライ回しが終わらないのです。
# by ayako-ondes | 2007-07-18 23:24 | Diary★日記

ランボルギーニ

日本の今年の梅雨はどうですか? こちらも雨の時期、モンスーン・シーズン...と言っても、湿度が高く、空気だけはどんよ〜り重く、雨はもっと降ってくれてもいいくらいです。しかし、ここ数日は、私が外へ出かけようとするとタイミングよく降ってきます。インド人は雨好き、傘を持っている人はほとんど見ません。叩き付けるような大降りでなければ、平気で(中にはわざと)ぬれています。しかし私は雨がある程度止んでから外へ出るか、傘を持参するか...

今日は、オリーブ・オイル、ジャム、シリアル、醤油、米、味噌、パン、卵などを買いに行きたかったのです。主要なものがほとんど切れてしまってまして...ハハハ。私の住んでいる界隈にも売ってますが、オリーブ・オイルや無糖のジャム、醤油などは、この地域では消費率が悪いようで、古かったり、埃をかぶっていたりするので買う気にならないんです。それで、きれいに並べられていて、消費率の高いお店を求めて、南デリーまででかけます。

しかし、雨で出遅れてしまった上、地下鉄までのバスが渋滞にはまってしまい、味噌やお米のお店までは回れそうにないです。南寄り中央に近い、多少近場のカーン・マーケットへ向かうことにしました。カーン・マーケットは日曜が定休ですが、行きたいお店はだいたい開いているから、楽しみつつ何とかなるだろと思ってましたが、さすがにこの時期はいつもの日曜より開いているお店も少なく「なーんだ」→「余計なもの買わなくて済むからむしろいいや」と一瞬で切り替え。

その中の「Sugar&Spice」というお店は、ケーキ、パン、冷凍食品の他、オリーブ油、チーズ、チョコレート、ハムなどなどの輸入食品が売られている食品屋さん。この店へ来るといつも「英語ってこういう響きだったんだな〜」と、飛交う英語らしい英語に新鮮感を覚えます。で、どーしてかわからないのですが、この店に入ると必ず携帯に電話がきます。あまり大きい店ではないので、店に入ったと思ったら、再び出ることになる。

外でしゃべっていたら、ゆっくりと華麗にやってきました。ランボルギーニ。目立つ色にこの形。インドではも〜滅多にどころかまず見ませんからね〜。周辺にいた人の視線が全て集中...。私は、車にはあまり詳しくなく、あとで調べてこの車がランボルギーニのガヤルド・スパイダーというものであると知ったのですが、電話しながら見ていると、キューン(実際は無音であったけど)と後ろの部分が持ち上がったかと思うと、スーっと黒いルーフが出てきて、オープンカーに屋根がつき、まるくおさまった。車じゃないみたい。美し〜い。この時の写真を撮りたかったけど、電話中で両手がふさがっていてカメラを出せず残念。数秒間でいつの間にかちょっとした人だかりが出来てきました。車のドアが開き、兄弟らしき男性2人とちっちゃな子供が出てきます。照れるでもなく自然な身のこなしで、男性の来ていた白いTシャツが爽やかでしたね〜。うーん、まだ電話中。どこから集まったのか、相当な数の人。ようやく電話が終わり、私も記念に写真撮ることに。
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この写真からもわかるようにインド人(全員ではないが)は人の車にも平気で触るし、物を置く。人のものは自分の物みたいに...。車右手、ミントブルーのシャツのおじさんがまさに...。
# by ayako-ondes | 2007-07-15 22:58 | Diary★日記

ゴールデン・シャワー

5月に黄色の花で埋め尽くされるゴールデン・シャワーの木。スタジオの窓からは2本のゴールデン・シャワーの満開を満喫できた昨年。
真下の写真は昨年のもの。
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ところが、今年になりそのうちの1本がいつになっても葉も出てこない。そして花も一つも咲かずに花盛りの時期は終わってしまった。

〈Before〉・・・昨年の満開時期。
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〈After〉・・・今年はずっとこの状態。
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根っから枯れてしまったのか...? 毎日外を眺めていたが、いつ、何があってこうなったのかわからない。葉はいつ出てくるんだろう、花の時期はもうすぐだというのに...と、気づいたのは花の咲く時期の少し前であった。あの大木が一年の間にこんなにも変わってしまうなんて...。

以前、 平岩弓枝さん著『平安妖異伝』に収められている「花と楽人」というお話を用いて、朗読とオンド・マルトノで共演したことがあった。

平安時代、時の摂政藤原兼家の時代。見事なまでの花をつけ多くの人々に愛された樹齢五百年の桜の大木。しかし、桜自体はすでに生き尽くし、枯れたいと願っていた。桜に宿る女の魂が、それを復活させた藤原一家に次々と異変を起こし...というお話。
漂う古の幻想的+不思議な雰囲気、その中から普遍性が徐々に紐解かれていき、最後の桜に宿る女の台詞はなかなか圧巻である。

このゴールデン・シャワーの木が本当に枯れてしまったのか見た目にはよくわからない。いつか葉を出し、再びあの満開の花を咲かせて欲しいと願う気持ちは今も昔も変わらない人間の心理なのかもしれない。
# by ayako-ondes | 2007-07-11 23:59 | Diary★日記
午後から友達と会うことになって、コンノート・プレイスで待ち合わせた。久々に会うアミット君。会うなり「じゃ、プーラナ・キラーに行こうか?」と、かなり唐突です。電話では買い物をしたいって言っていたし、以前はラール・キラーへ行こうと言われたことはあったけど、そっちはまだなのに突然プラーナ・キラーね〜。

プラーナ・キラーは、以前、コンサートのために行ったことはありましたが(2007/2/9の日記)、その時は夜で暗かったので、明るい時も見ておきたいし、カメラも持ってきたし、オートリキシャを拾って向かいました。

着くと「マンゴーフェスティヴァル」の看板に目が止まりました。となりで行われているようで、そっちにも興味ありあり〜〜。しかし、アミットはマンゴーには全く興味なさそうだったのでプラーナ・キラーへ直行しました。
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入り口です。サリーを来ている人をついつい写真に入れたくなります。

今日は風が多少あって、すでに夕方に近かったこともあり、なるべく日影を歩くようにしていたらどうにかこうにか…。ジーンズが汗で足にくっついてくるくらいで我慢はできます。

要塞が周囲を囲み、その中には美しい樹々、花々、芝生が広がります。
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モスク等の建物もありました。
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モスクは色彩と細かな模様がとても美しかったです。
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デートコースなのか訪れている人はカップルが多かったですが、友達同士のグループや、家族連れもちらほら見かけました。その他は、おそらくわざわざ出かけて来たのではなく、いつもここにたむろしているような人々が集っているといった感じです。それぞれ、ゆったりと過ごしている様子。圧倒的に広い自然空間の中で、混んでいるということは全くないのがいいですね。
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私たちは、水分を補給しながら、ただひたすら写真を撮り続ける。グラフィック・デザイナーのアミット、写真を撮るのが大好きだそうで、持ってきた望遠カメラで撮り続けます。芝生にもベタ座りでズボンも緑に染まっていました。
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プラーナ・キラーのとなりには湖があり、ボートに乗ることが出来ます。アミットが子供の時に一度乗ったことがあるボートにもう一度乗ってみたいとのことで、ボート乗り場へ。乗り場にはチャイー、クリーム・ロール(写真)、シャボン玉などが売られていました。
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この手のものは、おいしいのかどうか、食べてみないとわからないところですが、勇気が...。写真で見るとおいしそうにも見えてきます。
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ボートは、要塞に沿って景色はいいけれど、アトラクションとしては今ひとつで…。時々他のボートにぶつかるくらいでスリルないし…。アミットは体力には自信ないはずなのに、写真を撮っていた時と同じように、休むことなくスピードあげて漕ぎまくり、後半へヘトヘトになり、泣きそうなすごい顔になっていた。漕ぎ続けなくても勢いで進みそうなもの。

再びコンノート・プレイスに戻り、バリスタでお茶。コーヒーが専門なので紅茶の種類は少ない。私は空腹で食事もしたけれど、アミットはほとんど食べない。口数少なく、バテているのが見た目にもわかる。でも音楽にはノっている。喫茶店にギター持ち込んで思い切り歌っているグループが近くに座っていて、それに合わせて口ずさんでいる。日本ではとがめられそうなものだが、誰も何も言わない。

その後、アミットはリュックサックを見たいと、帰り道にあるパリカ・バザールへ寄った。大サイズで、質的には良さそうに思えたけど2,700ルピー(8000円強)と店員は言ってきた。観光客も多い場所だけに、値をつり上げているのは明らかである。その後値段交渉の末、店員は「いくらなら買うのか」と攻めよってきた。いつもの手である。ここで勇気を振り絞って相手を怒らせるような相当低い金額を言わないと、中途半端な値段で買わされることになりかねない。アミットは値段を言うのをしぶっていたが、最後の最後に「500ルピー」と言った。すると、それでOKとのこと。どうして500ルピーで売れるものが2,700と最初に言われるのか、本来の値段が全くわからないこの手のマーケット、信頼性がないので、買わないで逃げる。しつこく呼び止める声にも振り向かない。
・・・いつものデリーへと再び戻ってきてしまいました。
# by ayako-ondes | 2007-07-08 23:30 | Diary★日記

777

私、知らないこと多すぎます...
今日スタジオへ行き「ババールさんは何時に来るのかな?」と聞いてみたら「今日は7月7日だからアグラのタージ・マハルで公演だよ」だと。

えっ? それは知らなかった! 更に「新・世界七不思議」についてもチラッと聞かされました。その後、ネットで調べてみたら、へぇ〜。スイスのある財団が、2000年以上前から知られている「世界七不思議」に代わる「新・世界七不思議」を、「7」にちなんだ2007年7月7日の今日に選定しようとするもののようですね。世界の21の候補地には、インドはタージ・マハル、そして日本は清水寺が入っていると...。そっかー2007年の7月7日。「7」にちなんで、平成7年7月7日にピアスを開けたことをふと思い出しました。

どうりで〜。携帯のSMSに「締め切り間近、タージ・マハルに投票を!」と数度入ってきてました。それに他の人のブログを見ていたら、タイムズ・オブ・インディア紙等々の各新聞でも、大々的に投票を呼びかける広告が掲載され、更に、ラジオ局も特別番組を組んで...とありました。なーるほど〜。インドはこの手のものにけっこう熱狂するというか、頑張る、ノリやすい国であるような気がしますね〜。人口が人口だから、頑張ったら絶対獲得できる=やる気にもなるってものなのでしょうか...。それで、本日はそのタージ・マハルにて、様々なイベントも催されるとのことです。

で、インドは果たして選ばれたのか?
選ばれたそうです!! 清水寺は残念ながら選ばれなかったようです。でも、ま、そんなたいした話題でもないような...。
# by ayako-ondes | 2007-07-07 07:07 | Diary★日記

うた会

スタジオには多くの音楽家が訪れます。ババールさんが歌手ということもあって、歌手もしばしば訪れては、自分の歌を披露したり、ババールさんの歌を聴いたり、いつの間にかうた会が始まります。
見ていると面白いです。遠慮しあって、最初に歌う人がなかなか決まらないこともあります。決まるまで、伴奏に使うハーモニウムがババールさんの前に来たり、他の人の前に行ったり、何度も行ったり来たりしています。インド人は、最初は一旦は遠慮したり、お先にどうぞと言いながら、数度目でようやく受け取る、そういう場面をよく目にします。
どうやらババールさんが最初に歌うことに決まったようです。ハーモニウムにあわせて発声しながら、準備ができると「それではひとつよろしくお願いします」と一礼して、つられてこちらまでお辞儀してしまいます。
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ババールさんの声が部屋の外にも聞こえたらしく、隣の部屋でレコーディング中のパンジャビ歌手も二人聴きにやってきました。狭い部屋に聴衆が6人になりました。みんな、とっても真剣に聴いています。ババールさんも自らの歌を心の趣くままに即興を加えながら歌い続けます。今日はその場の雰囲気と気分がマッチしている感じがします。特に、声を延ばしながら、様々に転調させていくのが何とも美しく独特の危うさもあって、酔わせます。聴いている人たちも「わっ、わっ!!」「キャバテ!」(いずれも感嘆の声)をあげて、素晴らしいというポーズをとりながら、心から楽しんで聴いている様子。
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ババールさんが歌い終わると、みんな次々に感想を述べ讃えます。ババールさんは「神様のおかげです」と手を合わせます。
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ババールさんの隣に座っている人も師匠のようで、となりの弟子に「おい、聴いたか? あの転調を、すごいだろ! 覚えておけ」と、いかにも...です。
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それに同調した彼がババールさんに畏敬の念を表わします。相手の膝に自分の手、あるいは頭をつけます。こうされると、それを受け止める人もいますが、ババールさんは「No, No, I'm a still student」と言いながらそれを辞めさせようとします。
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うた会の巻でした。
# by ayako-ondes | 2007-07-05 23:46 | Music★音楽

最近見かけた光景

いつも歩いている道で...
木をゆさゆさと揺すっている人、そして、その木の下では何やら拾い集めている人。

これが、大掛かりになると...
木に登り、上の方の枝をワサワサとゆすり動かしている人(写真)と、そして、その下には大きな布を広げて持っている数人の人。
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みんな何を求めているのかと思ったら、木に成っているジャムンの実を集めているのだそうです。
紫色の葡萄に少し似ている巨峰を少し細長くしたような実です。中は白っぽくジューシーで、中央には種もあります。味は、葡萄よりずっと青臭く、渋かったです。あまり美味しいとは思わなかったですが、これを絞ったジャムン・ジュースは糖尿病に効果があり、なかなか貴重なようです。

売られているジャムンを見つけましたので追加でアップします。
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# by ayako-ondes | 2007-07-04 22:30 | Diary★日記
     最初の日の太陽が
     存在の新しい出現にあたって
     たずねた―
     おまえは 誰か。
     返事はなかった。
     年はつぎつぎに過ぎ去って行った、
     その日の最後の太陽が
     静かな夕暮れ
     西の海の岸辺で 最後の質問を発した—
     おまえは 誰か、
     答は得られなかった。

     『タゴールの生涯(下)』 K.クリパラーニ/森本達雄訳 より

しばらく、ラビンドラナート・タゴール(1861-1941)の伝記を読み続けていました。
読み終わらないうちは何だか落ち着かなくて...日曜日、とにかく読み切りたく、一歩も外へ出ず読み続けていて、日も変わった2時すぎにようやく終わりました。

おもしろいもので、この本はデリーに来る前に日本で買ってきたのですが、以前は何か難しく感じてしまって、数ページでいつも挫折。

ところが、本屋に行けばタゴール関係の詩集や、著書がたくさん目につきます。
先日、タゴールと海外の各界の著名人との会話をまとめている本を買ってみました。読み始めて、やっぱりタゴールについて先に知っておきたいという気持ちになってきて、それでまた伝記を引っ張り出して...。

そうしたら、今度はおもしろくておもしろくて...。自然を愛して、人間を愛して、それらを自身の作品に表わしていったタゴール。インドに多少なりとも住んだおかげもあり、この本に書かれている自然描写や、季節から得る喜びなど、すんなりと実感できます。やはり経験は大切ですね。それにしても、こんなにいい本だったなんて...。読み続けられなかった以前が不思議なくらいスーッと入ってきます。

この伝記は、単なる彼の生涯の羅列ではなく、作品を紹介しつつ、人間性の描写に重点がおかれている点も興味深いところです。「自らに与えられた生命を完全に燃焼し、人間性(人間的な弱さや苦悩や悲哀までも)の可能性を極限まで生ききった一個の生命の貴重な記録でもある」とも書かれています。
著書のクリシュナ・クリパラーニは、ガンディーの反英闘争に参加して投獄、そのとき獄窓で読んだタゴールの詩に感銘を受け、出獄後シャーンティニケタンに赴き、タゴール設立の学園の一教師となり、のち、その孫娘と結ばれ、晩年のタゴールと起居をともにした人だそうです。訳者の森本氏もあとがきで述べているように、まさに「血の通った伝記」です。

最後の方では少し集中力も弱まり眠くもなってきてしまいましたが、最後の最後で、上に掲げた詩に出逢い、眠気が引きました。タゴールの死の10日ほど前のものです。そして、その後の解説にまたまた覚醒されました。その文章は、自分の中の中心に添えておきたいとも思ったのです・・・なんだか一気に目がパッチリ。今度は眠れなくなり、暗闇でヨガを始めました。

     真理は厳しいことを、彼(タゴール)は知っていた。しかも
     彼にとっては、真理だけが問題であった。

     彼は信じていた。

     生は死よりも重く、
     人間の精神は生よりも大きいことを、また
     生命と、自然と、物質の世界はひとつにつながっており、
     宇宙の法則によって支配されていることを。
     そして、その宇宙の法則の原理は、機械的なものではなく、
     精神的なものであるゆえに、
     たとえ部分的にせよ、それを理解する方法は
     頭脳によらず心情によらなければならない、
     推論によらず愛によらなければならない。

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# by ayako-ondes | 2007-07-02 03:55 | Tagore★タゴール

Happy Birthday!!

また誕生日?って、私じゃなくって今日は父の誕生日だったので、久々に日本に電話してみました。元気そうな声で、ちょっとお酒も入ったような口調でもあって(笑)、良かったです。
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それにしても私は騙されやすいみたいですよ〜〜。
誕生日ネタが今日はもうひとつあって...。
スタジオでサーバントのアナンドさんが新聞を読んでいました。彼はとっても陽気で、ババールさんがいない時には「My name is koko〜♪」と歌って踊って演技もして、人々を楽しませるおもしろい人であります。(koko=ココとは私のスタジオにおいてのニックネーム)

今日の新聞らしく、私にも回してくれたので見ていたら、例のごとくの「星座占い今日の運勢」へ目がいく。
「私は牡羊座だけど、アナンドは何だっけ?確か7月生まれだったよね?」
「.....」 
「7月でしょ?もうすぐじゃない誕生日」
「......」 
「?」

アナンドは何だか棚の中からごそごそ探し始め、大きなアドレス帳の最後のページを開いて私に見せた。そこにはスタジオ関係者の誕生日が順に書いてあって、私のも載っていた。1月から順に見ていったが、7月にアナンドの名前がない! そして何と12月に書いてある。

「はぁ〜〜〜??誕生日は7月じゃないの!?!?」
「えへへ、へっへっへへ〜」
とっても恥ずかしそうに嬉しそうに笑っている。くやしい〜。

昨年の7月のある日、アナンドはチャイと一緒に「今日は僕の誕生日だから、どうぞ」とみんなにビスケットを差し出した。アナンドの誕生日を知らなかった私は、スタジオが終わってから、家の近くのお店でちょっとしたプレゼントを買って、やはり渡すのは当日がいいだろうなと思い、夜リキシャに乗ってわざわざそれを届けに行った。もちろん、握手されてありがとうと言われて...。あれは何だったの〜〜。それに今度は忘れないようにと、自分の手帳の7/21にしっかりAnandと書いているというのに...。
# by ayako-ondes | 2007-06-26 23:36

雨は埃も洗ってくれて、樹々の緑も鮮やかです。
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スタジオの向かいは一面ジャングル、目にいい緑をいつでも眺められます。でもやはり埃が流された後の緑が断然きれい、輝きが違います。そして鳥たちも大きく、生き生きと飛んでいるようにも見えてきます。

猿の親子と野良犬たちと烏たちが見えます。小猿は、烏に追いかけられたり、追いかけたりで、どっこいどっこいの勝負ですが、犬には追いかけられる一方で、身体の大きさからも負けるようです。犬のいる地上は避けながら、枝をつたい、フェンスをつたい、ビクビクしているのがその様子からも伺えます。親猿の元へと向かいたいようですが...。野生の大国の予告編を見ているようでした。

しかし、小猿は小猿でなかなかです。先日は私の部屋の軒にも現れましたが、気にせず部屋へと向かうと、こちら目がけて相当近くまで一瞬のうちに寄ってきました。私もうっかりしていましたが、手にはビニール袋に入ったヨーグルトと牛乳を持っていたのでそれを狙っていたのでしょう。叫び声をあげて助けを求めてしまいましたが、小猿は逃げる様子も見せず、こちらの隙を狙っているようでした。目が合ったとき、犬にはない怖さを感じてしまいました。

ところで、昨日は、1曲新しい曲を習いました。
北インドの音楽は「ラーガ」と呼ばれる音階によって作られています。ラーガは、自然と密接に結びついて、その数は無数にあります。季節によって、時間によって、その音階は変わり、一年分びっしりあるそうです。

昨日の曲はババールさん作詞作曲、雨の時期の深夜のラーガ「ミヤン・キ・マルハール」による曲です。このラーガは音階の上行形と下降形で半音分変化する音を2つ含んでいるので、音の上り下がりとともに微妙なニュアンスが感じられます。西洋の音階と違う点は、機能的、単一ではないことです。上行形が常に上がるだけでなく、下降形が常に下がるだけではなく、またその構成音も数もまちまち、その上、音階自体をゆっくりと重みを持たせ演奏するものや、ある部分の音のつながりをとりわけ強調するなど、そこには時間を軸にした自然とともに、そこに生じる感情とが一体となったラーガが存在しているのです。まだまだ私もわからない部分もありますが、感情がいかに動かされたかが、何よりも重要視される傾向が強いです。インドの映画にしても...それはまた後日に...。

このババールさんの曲は、日本のわらべ歌にも、西洋の民謡にも似たような節回しで、素朴でありながらも感情を揺するものがあって素敵な曲でした。詩の内容は、「雨が降る。待っていた雨が降る、心待ちにしていた雨。こんなに美しい雨。しかし、私が心から待ち望んでいる人はまだやってこない...」という内容です。雨はインド人には特別なものらしく、喜び、憬れとともに、感情をひときわ高揚させるもののようです。雨の時期のラーガもたくさんあります。そして、ラビンドラナート・タゴールもロマン・ロランとの会話の中で、「雨の季節、そして雨のメロディは、喜びとともに感じさせるものがある。春も夏も、固有のメロディーはあるが、それらは心から我々を興奮させるものではない」と述べています。この雨、猛暑の後にやってくるもので、その喜びはとても大きいことでしょう。猛暑の時期は音楽家も、避暑地やインド以外の地へ行っていると聞いたことがあります。今日はまたまた暑さがぶり返した一日となりました。南極か北極に行きたい気分です。
# by ayako-ondes | 2007-06-24 22:34 | Music★音楽

はっ!

もう土曜日。金曜だとばかり思ってました。
今週はネットがダウンし、ババールさんもご家族の関係で今週忙しく、様々な事がストップ&延期になる週でした。頭も一緒にストップしてしまっていてはいけませんね。

ネットに関してはトラブルが多く、違うブロードバンドにシフトしたいくらいなのですが、MACユーザーが少ないインドではその設定に手こずる可能性もあり、また電話機は必要ないし...慎重に調べてからにしないと新たなリスクを負う事になりそう。今契約している会社も、いつもトラブるボックス部分を無線に変えると言っているし、微妙なところですが様子をみることにして...。

でもネットのケーブルがこんな風ですから...。ちょっとひどいですよね。
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このケーブルの片方の先が電柱のボックスまで延び、もう一方の先が私の部屋の中に延びてパソコンにつながっているという状態。電柱のボックスは雨が降ると、ケーブルをつたって水が入り込み、ケーブルが外に何十メートルもこのままの状態で張られているだけなので、リスが噛むのも防ぎようもないし...。それ以上に、毎回毎回、電気屋に電話するのもうんざり。電話がつながらないこともしばしばで、しまいには出かけていかなくてはならないし...。

ITでは世界的にも進んでいると言われるインド、そしてその部分にも長けているといわれているインド人。ここ数年でモバイルの普及は著しく(最新のモバイルを一人が2つ以上持っていたりする)、中国を抜いていると聞いたけど、今後この勢いでPCが各家庭に設置されるとしたら、この人口ですからね〜、スゴイ販売力でしょうね...。
しかし、インドは何をとっても格差が大きくて、貧富の格差は根強いし、そしてITも、果てしなく進む一方で、巷では、まだまだ追いついていない面がたくさん。

4日間催促し続け昨夜ようやく電気屋が来て、例のボックスを見にいったり、ケーブルを代えてみたり、色々と試している間に、カレーを作りました〜〜。日本から持ってきたカレールー、インド人に日本のカレーも食べさせようと何箱も持ってきたものの、ポークエキスやチキンブイヨンなどが入っていて、ベジタリアンにはすすめられず、そろそろ賞味期限も気になってきているので自分で消費しています。いつも味が濃いと感じられるので、今回は、トマトやバナナや、インド料理によく使うジーラ・パウダーやコリアンダーなども加えて、ナスの入った野菜カレーにしました。気合が入ると、量できてしまうのがいつもの癖で、今回も3人分ほどできてしまいました。自分で言うのもなんですが成功した方、美味しかったです。でももちろん食べきれず、また今晩もカレーか...。
# by ayako-ondes | 2007-06-23 09:07 | Diary★日記
昨日までのブログは事後報告で、5月下旬のことを書いていました。その時は本当に暑かったデリーですが、気候の変化はあっという間です。

先々週そして先週が、最高気温45℃というもっとも厳しい猛暑の週だったようです。
今週になり、気温が数℃下がり、また太陽も薄い洋服を羽織ってくれたよう。気候は変わり、モンスーンの時期となりました。

モンスーンは、その名のとおり、雨の時期。日本も梅雨とも同じような時期ですね。突然の風、どしゃぶりの雨、雷がやってきて、30分ほど勢いよく大粒の雨が降ります。この時期、気温は30℃台前半まで下がりますが、湿度はぐーんと上がるので、汗の出る量はあまり変わらない気がします。すぐに上がる雨ではありますが、排水がうまくいっていない道路などは水浸しとなり歩きにくく、また、立て付けが悪いと雨は部屋の中にも入ってくるし、インターネットのサーバもダウンしがちです…。

5月末もバンコクやカルカッタへ出かけた合間をぬって、引き続き部屋探しをしていましたが、ココ!!という場所が見つからず、結局、ひとつ下の階の部屋にひとまず移っただけ…。トップフロアより温度は低く、ましかなと思ったのです。しかし、移った後にその猛暑がやってきて、あまりその差が感じられなかった2週間。でもきっとトップフロアはもっと暑かったのでしょうね。

昨日は、ラジャスターン州の方で局地的に大雨が降ったと聞きました。デリーも昨日の午後ポツポツと予言的な雨がありました。そして今朝、8時くらいから辺りは暗くなり一気に雨が降りました。そして立て付けの悪い窓から雨が部屋へ流れてきました。

インドの家はなかなかいい物件が見つかりません。完璧はなくても完璧に近い物もまだ見た事がありません。どこも使い古したように汚く見えて、入ると決めたら、全部ペンキを塗り直して、電気のスイッチも取り替えて、あれもこれも新しくして…とディーラーは言いますが、そんなにきれいになるのかと想像が難しいです。
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5月末に友達と、デリーにあるJ*Lのホテルの日本食レストランで食事をしていたら、そこに居合わせた日本人駐在員の声が聞こえてきました。新しくデリーに赴任されたようですが、彼らはホテル暮らしも飽きたと話しています。いつでも代わってあげますよ〜。家を探すまでの2ヶ月間この5つ星ホテルに住んでいるらしいです。さすが日本企業とも思いましたが、それほどまでにデリーの家探しは大変なのかもしれません。探すだけでなく、物件を見つけてから入居するまでの間に、壁のペンキ塗りから電気、水道、その他、整えてもらう必要があるからです。そうしないと入居してから修繕しなくてはいけないし、また、時々自分で確認に行かないと、粗相な仕事の仕方だったりするようです。新しい物件は新しい物件でまた問題も多いようですし…。また、家に加えて、車の用意、運転手やサーバントの手配などもあるのでしょうね。

私の希望の物件は、トップフロアでなく、窓がある部屋。そして、外と、部屋が、しっかりと分かれている物件が希望なのですが、今まで見てきた中では、賃貸物件はトップフロアが圧倒的に多く、キッチンやトイレに行くのに一瞬外(屋上のような部分)に出なくてはならない場合が多いのです。外と内が混在しているような家や部屋は砂埃が入ってきやすく苦手なのですが、外をも利用するのがインド式なのかもしれません...。下の写真のように、屋外でくつろぐ人もたくさん見かけます。上の写真は、昔のパンジャブ地方の家です。
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# by ayako-ondes | 2007-06-16 21:23 | Diary★日記

カルカッタ/タクシー

カルカッタ市内を走る黄色いタクシー。
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やしの樹が並ぶ、こんなのどかな道はともかく、中心の市街地になると途端に凄い! 車で溢れる道路を、まるでカー・レースを展開しているような勢いで走ります。
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少しでも車と車の間に隙間ができようものなら、追い越し追い越せの繰り返しです。デリーではよくぶつかっている車を見ますが、ここではみんな名ドライバー、数ミリというところでも決してぶつからず、ギリギリを猛スピードですり抜け走る感じ。車間のスペースが生じない、まるで全てのドライバーが渋滞を避けようと競技しているようです。ドライバーの集中力がこちらにも伝わってきます。肩をいからせ、ハンドルに身体ごとつかまっている様子。目の動きも、素早く切り替わるのが見ていてもよくわかります。彼らは運転をまるでゲームだと思ってでもいるようで、こちらもアトラクションに参加している気分になってきます。
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赤信号で止まると、全ての車は一旦エンジンを止めます。そして、信号が青に変わると、一斉にエンジンがかかり、再び参戦再開、ドライバーがメラメラと燃えます。

下の写真はオマケです。タクシーの後部座席から後続車を撮ったものですが、窓の汚れがそのまま...。
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そしてモー1枚は、牛タクシー。
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# by ayako-ondes | 2007-06-16 01:15 | Travel★旅