人気ブログランキング | 話題のタグを見る

インドでの日々を綴る


by ayako-ondes
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
インド政府が設立された日で国民の祝日、お店もしっかり閉まっています。
インド共和国憲法が発布されたのは1950年のこの日である。


それにしても、嬉しいのは今日が土曜であって、久々の連休であるということ。
この前の連休がいつだったのか、あったのかどうかも覚えていない位ですが、
とにかくありがたい連休です。


連日スタジオへ朝から晩まで通い、時には日曜も。
そして休みの日曜には大掃除、洗濯、食品の買い出しをしているとかなり時間が経ってしまう。
この連休で、掃除、洗濯、買い出し、ブログ、ヒンディー語の勉強、食べ物開拓、出したいと思っている手紙やメールの数々、散髪などなど、諸々を片付けたい。



ところで、毎年、この日にはパレードが行われるが、とにかく寒い寒い。
今日もとっても寒いです。 そしてこの後、寒さも遠のいていくのだとか...。




さてさて、今晩の私の寝姿を見たら、みなさん失神しかねないかも!


とにかく寒いですからね〜。


私持っているんですよ、全身バリバリのコスチューム。 着ぐるみでございます。


ハロウィン・パーティで着た事がある、それもネズミの着ぐるみ。
全身すっぽりと入り、頭にはネズミの耳、目、鼻のついたかぶり物付きです。
これがなかなか心地よい生地で温かい。


ほんと、寒いんですよ、ハハハ...


インドは暖房設備が完璧ではないので、それにこんな着ぐるみ着る機会ほとんどないですからネ〜
何といっても頭までがすっぽりと入るところがいい、耳が温かいし...。


インドへ来る時に持ってきたんです。
これを着て写真を1枚、それを年賀状に使えば良かったのかも...。


バカな話しはこのくらいにして、連休満喫しまーす!! 
# by ayako-ondes | 2008-01-26 09:46 | Diary★日記

TV - DU - チキンスープ

ひととき、この冬は暖かめなのではと感じていたものの、最近のデリーはかなり冷え込む。
停電も多い。私の住んでいるところでは、毎日、朝晩必ず電気が落ちるので、シャワーの時間を考慮しておかないと遅刻しかねない。そして、ネットも一緒に落ちてしまう事も多い。
寒い時期の辛抱である。



今日は、夕方5時からのインタビュー番組にバッバルさんが生出演することになった。
私はスタジオで、サーバントとエンジニアのグルプリートと、時間に合わせてテレビの前に座った。

スタジオのテレビはきちんとアンテナにつながれていない。
本体付属のアンテナの角度を変えつつ、見える場所をさがしていく。
しかし、映像同様、音声もさっぱり入ってこない。
サーバントは普段からやっている様々な手で調節していくが、あまりに原始的なので、
私は焦れったくてたまらない。


そして次なる手...
サーバントが台所からワイヤーを持ってきた。
彼らがこしらえたというワイヤーの先には、大きな釘が付いていてワイヤーでグルグルと巻かれている。ワイヤーを窓越しに近づけ、電波を拾うらしい。
まるで、理科の実験を見ているようだ。


しかし、映りはあまりよくない。たまりかねたサーバントはテレビの後ろのプラグらしきものを指で押さえた、一度は軽く感電していたが、テレビの映りも音声も何とか。
この方法が一番いいようだ。気の毒なサーバント、ずっとプラグを押さえ続けている...。


いよいよ、バッバルさん登場。今回は一人で、ハーモニウムとともに出演。
男女2人のアナウンサーからのインタビューと、短い曲を3曲披露した。
その中の2曲は、今私と一緒に作っているガーリブの曲だ。
もうすぐリリースするということ、そして私のことも紹介してくれていた。

TV - DU - チキンスープ_f0099915_18331675.jpg

TV - DU - チキンスープ_f0099915_18335136.jpg



しかし、私はちょっとドキッとした。
というのも、バッバルさんはスタジオを出かける時の恰好そのまま、まさにオーバーにマフラー姿。
インド全土に放映される番組である上、同じ場所にいるアナウンサーは軽装、女性の方は半袖のサリーである。 チグハグである、せめて、オーバーとマフラーは脱ぐべきではないのか...。
しかし、そんなこと気にもしていないんだろうな、バッバルさん。
いつものようにカメラに向かって、時折スマイルを織り交ぜながら一生懸命に訴え続ける。

TV - DU - チキンスープ_f0099915_18345913.jpg

TV - DU - チキンスープ_f0099915_1835207.jpg




その後、バッバルさんはデリー大学(DU)に駆けつける。
私も突然「現地集合!」との連絡を受け、慌ててデリー大学へと向かう。
以前紹介したこともある、インドのフルートこと、バーンスリー奏者ハリプラサード・チョウラシアの演奏がデリー大学内である。
名前は難しいけど、この人は世界的にも超有名、またバッバルさんとも友達らしい。

今日の公演ではもう一人、女性歌手も公演する。すでに公演自体は始まっていた時間だったが、バッバルさんはチョウラシア氏から後半の演奏と聞いていたそうで、それにはちょうど間に合いそうだ。


しかし、会場へ着いてみたら、順番が逆になっていて、チョウラシア氏の演奏が先。
それも最後の最後、拍手の最中であった。
どうも早く帰りたいチョウラシア氏の希望で順番が逆になったらしい。
バッバルさんは、チョウラシア氏が可能であれば、公演後に食事にでも誘いたいと言っていたが、時間変更の連絡までは特になかったようだ。 本当にこの二人は友達同士なのだろうか? 
公演後、大勢のマスコミに取り囲まれ、その表情は時々怒っているのでは? とも思わせ、ますます貫禄を感じさせるチョウラシア氏。

バッバルさんを見つけると、笑顔も見せてくれて少し安心したが、二人の様子を見ているとどこまで親密な関係なのか疑問が残った。
チョウラシア氏は演奏直後でもあるし、マスコミがとにかく押し寄せている。
そんな状況の中だからだろうか? 知名度の高さがそうさせているのか? 
バッバルさんのチョウラシア氏を思う気持ちと、相手の気持ちは微妙にずれているようにも見受けられた。

TV - DU - チキンスープ_f0099915_1958192.jpg



それにしても、インドのマスコミ関係はインド人気質丸出しで、押しが強い。
しかし、それよりも上手なのはバッバルさんである。 さっきのテレビ出演のまるで延長かと思わせるほど、自分の世界へとグングンと引っ張る、訴える。

クラシック音楽について質問した側のアナウンサーも、仕事を忘れたかのように長時間マイクを向けたまま聞き入り、感心しきりである。
どう転んでも一聴衆の感想に終わらない説得力。
と言いますか〜、そもそも我々は演奏も聴いていないのだから...。

私の目には、一応これはチョウラシア氏がメインのインタビューだからもう少しバッバルさん控え目でいいのでは?とも感じたが、バッバルさんのすごいのは、何事にも真正直に真剣に取り組みまっすぐな点。
更に、その中にもチョウラシア氏への尊敬の言葉をうまく織り込む。これでいいのかもしれないな、私が変に気を使い過ぎなのかも...。


  ちなみに、バッバルさんにちょこっと聞いてみた。本心がわからなかったので...。

   「今日のテレビ良かったです。写真撮りました。2曲もガーリブ歌いましたね。ところで、
    オーバーとマフラーの、この恰好でしたね」
   「冬だから...」
   「はぁ、でも隣の女性は半袖のサリーで...」
   「あの人は頭がおかしい。冬なのに...」


まっ、それでいいのかも...。


とにもかくにも、演奏は聴けなかった。数日前から「ayako、録音しよう」とバッバルさんに言われ、電池を充電し、しぶしぶMDを持ってきたわけだがそれも使わずじまい。正直ホッとした。
公演で録音するのは本当はいけないのでは?  落ち着いて聴けないし本来はやりたくない。


それにしても、寒い夜。 昨年もデリー大学での同じSPIC MARCAYシリーズの公演に来たが、とっても寒かったことを思い出す。



この寒さにピッタリなもの、それはチキンスープ!である。 Let's Go!!
最近教えてもらったチキンスープのあるお店は、北デリーにあって、更にこのチキンスープは冬の間だけしか味わえないそうだ。
これがまた美味い!! 濃厚な鶏ガラスープ、そして入っているチキンが柔らかく、毎日でも通いたくなるほど忘れられない味である。体に悪い物が一切入っていないのも魅力的。
ここのオーナーもバッバルさんのお友達である。西デリー等にも何店舗か持っているそうで、
この外で食するタイプの他に、この隣には同じお店のレストラン部門もある。
ピンク色のターバンの人がオーナー。

TV - DU - チキンスープ_f0099915_19592440.jpg


他にもチキン、マトンを中心としたメニューほか、ベジタリアン用のメニューもあり、カレーとはまた違うインド料理のひとつである。


あまり考えないで撮った写真なので、食べかけですが、料理はこんな感じ...。


TV - DU - チキンスープ_f0099915_20143072.jpgTV - DU - チキンスープ_f0099915_20145190.jpg



左下にあるのがチキンスープ。
右皿中央のチキンもジューシーで美味しい。





バッバルさんは、このオーナーと、日本でこの手のインド料理のフェスティバルのような物を開いたら、日本人に喜ばれないか?と聞いてきた。
う〜ん、どうなんだろう? ここで食べているからとっても美味しい。日本は日本でまた美味しいものたくさんあるし、こだわりのラーメン文化もあるので、この手のスープに関してはかなり舌はこえているだろうし、チキンにしても焼き鳥もうまいしな〜...。
それ以上に、しばらくインドにいるので、自分自身の味覚に自信が無い。
日本人の友達が旅行に来たら、ここへ連れてきたい。試しに食べてみてもらいたい。
今のところは、食べ終わった先から、また食べたくなる味である。

外なので、せっかくスープで温まっても、長居はできない。
家まで温かさが持続してくれたらいいのだがと思いつつ、早めに切り上げた。



家に戻ってしばらくしたら、バッバルさんから電話があった。
「ayako、私の携帯電話を知らないか?」

私は今日は一度も携帯を預かっていなかった。そういえば、デリー大学からの帰り際、車の近くでデリー大学の関係者と会って電話番号を交換した。その時、バッバルさんは携帯を持っていた。
そこから車まではほんの数メートルだったが、車の中にも、ポケットの中にも、どこにも見当たらないらしい。必ず何かが起こる日々である。


翌日、グルプリートが言うには、バッバルさんは携帯をなくしたのは1度や2度ではないそうだ。
それもその携帯は、娘さんが新婚旅行にドヴァイに行った際に買ってきたもの。
そしてそこには何百という人の連絡先が入っている。
バッバルさんは、携帯がない事に気づいてから、寒い中、再び大学、そしてチキンスープの店へも探しに行ったらしいが出てこないのでかなり落胆気味。
今後の仕事の進展にもあまり影響が出ないといいのだが...。
# by ayako-ondes | 2008-01-21 23:52 | Diary★日記

日々勉強

来月2/14のヴァレンタイン・デイ。
様々な理由で当初の11月から予定がのびのびになっていた、バッバールさんのCDリリース日をこの2/14にすると聞いたのが数日前である。
何かが動き出すと、一気にワサワサガサガサ動き出し、色々なことが起こる昨今です。


昨夜は、バッバールさんの運転する車で一緒にドクターへ行くことになっていて、8時過ぎにスタジオを出ました。この時間帯は、とてもローカルな道でも多少の渋滞となり、道路は混み気味。近年、車の台数がどんどん増えているため、駐車スペースも追いつかず、その分道路も狭くなるというのも渋滞の一つの原因なのですが...。


しかし、インド人はそんな渋滞の中でもスピード狂。みんなが我もが我もと先へ行こうとするので、車が縦に並んで走るという光景はまず見られません。
最近、バッバールさんの運転が怖い私、昨夜も、自分の考えるブレーキのタイミングよりかなり遅く踏むので、「前に車、気をつけて」とついつい口走ってしまったのですが、「大丈夫、大丈夫」と。
前の車は見えているようではありました。


しかし、そのすぐ後、私の座る側の車間隔があまりにもギリギリで、ぶつかりそうになり、
ヒヤ〜と心臓が一瞬縮みました。
「Take care!!」また言ってしまいました。バッバールさん、「I’m taking care...」。
コレでも気をつけているのか…。


しかし、その直後、ほんの少しの隙間を見つけて、即座に車を入れ込み、追い越しまでして、こんな混んでいるところでよくやるな〜。

不意の来客で時間が押した上、我々の診察の後には、今度は違うドクターへ奥様を連れて行かなければいけないので、気持ちが急いでいるようです。インドでは医者、病院が夜遅くまで普通にやっています。


それにしても、走っている車の他にも、駐車中の車が車道にも乗り出していて、境目がわからず、本当にいつになくごった返していました。


そして、次の瞬間、えっ? まさか? このまま進む? と思ったと同時に、バリバリバリ...。
私の乗っている側を駐車中の車に側面全面擦り、やってしまいました。
あ〜ぁ、だからさー、気をつけてって言ってたやんか...。


しかしバッバールさんは車を止めず、そのまま進行。これがインド式なのか?
しかし、やられた運転手は追いかけてきているらしい。
その運転手がフロントガラスの前に来た! 
必死になって、「車を止めろ、あの車を見てみろ...」と言っている。
そしてバッバールさんの車を前から力一杯押し、しばし立ち往生。
しかしバッバールさんは車から降りず、「車道に駐車している方こそおかしい」と言い、進もうとすることしきり。

ついにその若い黄色の蛍光色の服を着た運転手はボンネットの上に乗っかった。
そして車は、彼を乗せたまま、数十メートル、約1ブロック分走った。その運転手の目はずっと車の中の私たちを見続けている。
こんな映画のシーンのようなことが日常で起こってしまう。一体、バッバールさんもどうするつもりなのかと思っていたが、ようやく渋滞のひいた、駐車スペースのあるところで停車した。

トークバトルが始まった。
どうも運転手は、ぶつけられたのは自分の車でなく、主人の車らしく、手を合わせて何とかして欲しいと時折バッバールさんに訴えるポーズをとりながらも、車のナンバーを控え、またバッバールさんの近くで話しをする時には、ワイパーを立ててそれを手でしっかりと握ったまま、運転席側に来て話しをする。徹底して逃がさないようにしている。

一方のバッバールさんは、「ayako、ドアと窓のロックをしっかりかけてそのままでいろ」と言い、自分も彼と話す時には、窓を少しだけ降ろしてそこから声を出している。


黄色い服の若者は、通りがかりの人に、事を説明し応援部隊を頼む。
こうして、何か事が起こると、いろいろな人に大きな声で説明する。また関係なくてもそれを我が身のごとくよく聞いてくれるのがインド人である。
通りがかりの2人の男性がその話しを聞いてくれて、ぶつけられた車のナンバーも聞いて、実際の現場を見に行ったようだ。


そしてしばらく、フロントガラス越しににらめっことなった。
バッバールさんは、相手の様子をよく見ている感じで、また黄色い服の運転手は、次に何と言おうかと必死で考えている様子。

「彼は何を考えているのか?」とバッバールさんに聞いてみたら、
「どうやってお金を巻き上げようかと考えている」と言う。
この手の接触事故はインドでは日常茶飯事のことで、その際には口が達者な人が大金をぼったくるというケースも多いようだ。
バッバールさんは、その彼がどんな人か様子を見ていて、それから口を開いた。
「実は、私は心臓の大手術をしていて今ドクターの予約が入っていて、これから病院に行くところだ。またその後には、大病をした妻を病院に連れて行かなければいけない。あなたはもう車の番号も控えたし、そのまま警察にどうぞ言ってください」と。

そうこうしているうちに、通りがかりの先ほどの2人の男性が、ぶつけられた車を見て再び我々のところへ戻ってきた。

「おいおい、車の傷はたいしたことないじゃないか。 あのくらいだったら、いくらくらいか…。
お金で解決したらどうなんだ」と言ってくる。
バッバールさんはそれはしたくないようだった。それはあまりいいことない。
「自分が知っている車の修理を紹介するから、とにかく明日話しをしよう」と言い、その2人の男性にも、自分は術後の身でこれから病院へいかないといけないことを言うと、その男性も、「早く病院へ行った方がいい、病院へ行かせてあげなさい」と運転手にも説得する。

何となくこのやり取りを見ている分には、運転手の若者もお金を巻き上げようとか、悪い人でもなさそうな感じがしてきた。これはどっちもどっちだなと感じたが、ババールさんも、ようやく自分の名刺を出し、明日ここへ来て、そこで話し合おう....と、ひとまず決着がついた。


そして我々はそのままドクターへと向かう。後ろからけたたましくホーンを鳴らしてくる車がいる。
今度こそはバッバールさんも「どうぞ、お先に」とスピードを緩め道を譲り、先へとやった。そして
「どうよ。このうるさいホーン、そして飛ばしてくる車。ホーンも本来はこんなに必要ない。
マナーもルールもあったもんじゃない」。
更に、「自分はどれだけこの車にお金がかかったことが、ぶつけた人、誰一人として払った人はいない」と独り言のように言った。


赤信号だって無視する人がほとんど、真面目に止まっている方が、後ろから追突されるのではないかと逆に心配になってくる。そして本来必要ないホーンの多発に関しても、騒音としか言いようがない。
バッバールさんは、本質的に、このようなインドの運転に関しては憤りを感じていて、いつもそれに戦っている。しかし、圧倒多数の運転手に対して太刀打ちできないのが現実。
いざという時には、自分も打って出なければ、損をするのが落ちである。ストレスがたまるわけである。


デリーの地下鉄にしても、エスカレータで急ぐ人のために列を開けるということは絶対にない。また降りる人を待って乗ってくる人もいない。
降りようとするホームには、ギラギラの眼をした人だかりが出来ていて、その固まりがそのまま、開いたドアに押し流れてくる。。どこから降りたらいいのか? 私はそこに真正面から突っ込んで行くこともある。幾度か、各ドアにメトロ職員が立って指導をしていたことがあったが、それでも全く効果はない。


インド行きの飛行機にしても、到着とともに、人々はわれもわれもと率先して先を行きたがる。
この殺気、あ〜ぁ、インドに来たなと実感する。


お店においても、他の先客があっても、並ぶことなく、自分の買いたい物を来るなり告げる。
ここで順番良く待っていたり、黙っていては、ただただ残されるだけである。


時々、一般に通用するマナーを心得ている人が、順番の指示を出したり、待っている人に気づいてくれたりすることもあり、そんな時はホッとする。


日本とは違うことがたくさんあり、このようなことに対して、ただただ、インドはひどいところだと感じる人も多いと思う。確かに、なっていない点は多いのである。
しかし、このインド人気質は、決して物事をネガティブに考えないので、違う場面ではとても効果的に働くことも多いのである。

そういうことに日々遭遇しつつ、自分の固定概念を打ち壊されていく。そして、改めて日本であった出来事などを思い出すにつけ、人により、様々な捉え方、考え方があることと実感する。
日々そんな人間勉強が続いているけれど、狭い考え方、ネガティブな考え方はしたくないと思うのである。
# by ayako-ondes | 2008-01-15 10:00 | Diary★日記

木に 木で 木が

数日前、数ヶ月ぶりの雨が降りました。埃が落とされた緑が爽やかです。
今日のスタジオの窓からの光景です。
木に 木で 木が_f0099915_4505027.jpg



この冬は、今週に入ってからは特に温かい気がします。昨年よりも...。
朝晩は冷えても、日中はポカポカと気持ちいいのです。



そして昼頃、この森のすぐ手前の木に、強烈な青色をした鳥を発見しました。
スタジオの窓からなので小さいですが、写真中央です。
木に 木で 木が_f0099915_4513589.jpg



Kingfisher(かわせみ)、翡翠とも呼ばれるらしいですが、青色がとても鮮やかです。
光の加減で色が多少違って見えるようで、手前の枝に移った時は濃い目に見えました。
ほとんどその羽(後ろ姿)しか見せてくれませんでしたが、ほんの少しだけ横を向きました。
横向きの写真、しかしまた小さくて見にくいかもしれません。
木に 木で 木が_f0099915_4421213.jpg


それにしても、鳥ってどうしてこうも鮮やかな色を持つのかと、不思議で怖くもなってきます。





そして、午後。  

同じ木に今度は人が...。

斧を片手によじ登り、枝を切り落とそうとしているようです。こんな恰好のおじさんインドではよく見かけますが、木が折れて落下したりしないだろうかとしばらく見ていました。



木に 木で 木が_f0099915_19563897.jpg木に 木で 木が_f0099915_5292997.jpg







この木は、以前のブログ「ゴールデン・シャワー」でも紹介しましたが、初夏には一面満開の黄色い花をつけていました。
しかし、昨年は枯れてしまったようで、花は咲かず、葉も落ちて丸坊主になってしまい、そしてこのように人間に持って行かれることになって、どんどん小さくなっていきそうです。
このおじさんはある程度、斧で打ち削った後、木から降り、枝にかかっていたロープを引っ張り枝を落としました。かなり大きく、小枝も多くついていました(写真の斧があたっている部分が切り落とされたところ)。
切り離された時には、小枝が四方に飛び、大本の木の方も反動でゆさゆさと揺れ、
その後数名の男性がやってきて枝を運んでいました。



        ...ほんの数時間前にはこの木でカワセミが日光浴をしていたんだよな〜〜








木に 木で 木が_f0099915_247038.jpg木に 木で 木が_f0099915_248317.jpg
# by ayako-ondes | 2008-01-12 23:39 | Diary★日記

アーユルヴェーダ

ブログはなかなか毎日書けません 002.gif


特に、何か事があるとそれをぜひ書きたいと思うし、写真もたくさん載せたいと思うのですが、そうなるとまとまった時間が必要となり...。

しかし、書きたい事がある時は、たいてい頭も身体も活性化している時なので、
書くためにパソコンの前に落ち着く時間が必然的に減ってしまいます。


おもしろいもので、書きたいことがある時ほど、いろいろな波が押し寄せてきて、
集中したいことややりたいことが増えてしまいます。


今、いくつか書きたいことがたまっています。
記憶も気持ちも新鮮なうちがいいのですが、そうこうしているうちに、
どんどん事が進んできているので、私も一緒に走っています。





ところで話しは変わって、先日、アーユルヴェーダのドクターに会って、少し相談してきたことを1/3のブログに書きました。。そこはかなり興味はあるものの、感覚的に、何かピンとくるところまではもう一歩の感があって。 
いつものように、こういう時には、うっすらと不安にさせる気持ちが生じてくるものです。
頭で考えるよりも、持ち前の嗅覚に頼る方が当たるというもの。


更に、神様も応援してくれるのか、ストップさせる何かがタイミングよくやってきたりもします。



今回も、ストップがかかったと言えばかかったのかもしれません。
本来腰を治そうとしていたのが、今度は首をおかしくしてしまったために、
元のさやにおさまった腰はさておいて、まずは緊急に首、腰はその後...と順番が変わりました。



その間に、バッバールさんなどからも情報を集めたりしていたところ、いわゆる整体と鍼を取り入れているアーユルヴェーダの、それも背骨が専門のドクターに知り合う事ができました!!
キャッホー 041.gif
しかも、歩いて行ける隣の町内にそれはあります。
年早々にして1年分の欲しい物を手にいれた気持ちです。
運をここで全て使い果たしてしまっていたとしたらちょっと悲しいけど...。


さすがはアーユルヴェーダのドクター、この先生の場合は、、お祖父さんから、お父さんから...とその知識を伝承されてきたのだそうです。 
スピリチュアルなものを読める人の目って、どことなく目の奥で物を見て感じている雰囲気がするのですが、このドクターもまさに!!  


初診の日は、身体がいつまでもポカポカ。
背中にある、温かくなるというツボをドクターが手で擦ったそうです。よく寝れました。
その他、簡単な整体らしきものと、数種類のハーブをその場で調合、5日分もらってきました。


バッバールさんも足が痛いというので、一緒に行って診てもらいました。
バッバールさんは、そのドクターに自分のヒーリング・ミュージックのCDを渡しました。
普通のお店でも売っていますが、バッバールさんは自分自身では売らないで本当によく配っています。会う人会う人に。
時には手紙と一緒に送って、ぜひ感想を聞かせて欲しいと書いて...。そして本当に感想が送られてきた時には、とても喜んでそれを読んでいます。
もちろん普通にこれに興味を持って、買ってくれたらそれはそれでとてもありがたいことです。
しかし、何が一番大切なのか、その線は常に揺るぐ事なく、決して狂う事はありません。



私はこのドクターのところへ3日続けて通院することになりました。

2日目は、前日とはまた違うやり方で整体らしきものと、何かハーブのようなものを腰の方に貼られました。

そして3日目目が今日でした。
今日は他の患者が一人もいなかったので、ドクターと少し話しができました。
ドクターから色々と話しをしてきました。まずは体調について、

「ぐっすり寝れるようになりましたか?」
しっかりと寝れないとはこのドクターには言ってはいなかったのにどうしてわかったのか? 
しかし、その通りで、かなり深い、ベットの底まで落ちたかのような眠りで、なかなか起きれないくらいでした。

「バッバールさんは元気になった?  日本では整体をやっている人は多い?」などなど。
そして、バッバールさんのことを、一目見た時に「とってもエネルギーがある人で、常に新しい事をしようとしている。」と一瞬にして感じたと言います。

更に、このドクターはハーモニウムが好きだけど、弾き方がわからないので、もしもバッバールさんが良ければ習いたい、スタジオへも来てみたいと言います。


「ぜひぜひ〜!! いつでも来てくださーい016.gif


何か通じるところを感じる人同士が互いに知り合って、更に人が人を呼んでいったら、
素敵な世界になるぞ〜〜006.gif
# by ayako-ondes | 2008-01-11 22:47 | Ayurveda★アーユルヴェーダ