インドでの日々を綴る


by ayako-ondes
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カテゴリ:Culture★文化( 7 )

占星術

インド人の生活と占星術はなかなか関連深い。
結婚式の日取りも占星術で決めることがほとんど。それは知っていたが
その他もしかりである。


ババルさんの奥さんの体調が優れず、すぐにでも検査をした方がよさそうで、そのことで昨日、ババルさんは気持ち的にも、実際にも少々慌ただしかった。そしてもっとも早く検査を受けられる明日、木曜に...という話しだったのだが、今日になったら、占星術的に今は日取りが悪いので、2週間先送りにすると言う。


こういうことにも占星術が使われる。人間の身体に関わる事なんだから、検査は早い方がいいのでは?という思いと、しかし、星の言う通りにした方が結果オーライならば、その方がいいのでは?という思いとが、頭の中でぐるぐると堂々めぐりしてしまう。
私には少々怖い賭けにも感じるのだか、占星術の言う事を聞く方がいいと皆さん考えているようだ。ともあれ、結果が良くなる事を信じるしかない。


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by ayako-ondes | 2008-02-20 21:48 | Culture★文化
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8月からインドは祝日やフェスティバルが増えてきます。フレンドシップデイ、独立記念日に続いて、今日はラクシャ・バンダンの日で祝日です。
ラクシャ(Raksha)は「save」、バンダン(Bandhan)は「tie up」の意味で、兄弟姉妹の絆を強める家族の祝日です。別名ラキ・デイ(RAKHI DAY)とも言われます。

 「RAKHI」...
   Relationship 関係
   Affection 愛情
   Knitting together 親密
   Him & Her 兄弟&姉妹
   Interminably 無限

この日は、女性が男性の兄弟の額にテッカ(両眉の間につける赤い印)をつけ、男性の右手首に「ラキ」という紐を結んであげて、お互いきょうだい愛を誓います。ラキは、兄弟に「信頼しています、これからもよろしくね。守ってね。」という証です。結んでもらった男性は、そのお返しとして、お小遣い程度のお金やお菓子やギフトなどを渡し、また、お菓子を食べさせてあげたりというちょっとした儀式となります。したがって、今日は、子供から大人まで、男性の手首には真新しいカラフルなラキが結ばれています。姉妹が多い人は両手首にたくさんつけていたりもします。ラキを結んだ後は、家族みんながそろって食事をとったりしながら団らんし、家族で楽しく過ごします。インドでは家族をとても大切にします。このような、家族のための祝日もたくさんあります。そんな日は、一人暮らしにはちょっと物足りない日になります。
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日本では、親せきの親せき、あるいは、更にその親せきとなると普段はほとんど交流がなかったりもしますが、インド人の場合は、親交のある親せきが広範囲に及び、その誰をもブラザー、シスターと呼びます。友達に対してもブラザー、シスターと呼ぶくらいですから...。そして、ヒンディー語には、おじさん、おばさんの呼び名もそれぞれに別な呼び名があります。つまり、お父さんの姉妹と、お母さんの姉妹は、同じく「おばさん」ですが、それぞれに違う呼び方があり、同様にお父さんのお母さんと、お母さんのお母さん、どちらも「おばあさん」、それもそれぞれに呼び方があるという風に全てにわたって細かくあります。ちょっとややこしいのですが、お父さんのお母さんの兄弟の...と長々と続けるよりは、一言で言えるという利点もあって、ヒンディー語がインド文化と密着しているひとつの例でもあります。

それにしても、こんな日は、町は家族の大移動となり溢れます。そしていつも以上に車のクラクションが鳴り、騒々しくもお祭り気分となります。スクーターのような小型のバイクに家族5人が縦にべったりと続いて乗っていたり、車の中も家族でぎゅうぎゅう詰め、オートリリキシャもリキシャも狭いところに4人くらいがぴったりとくっついて乗っています。そして、みんなギフトの袋をかかえています。オートは捕まらないし、またこんな日ばかりと、割り増し料金になります。多くの人が祝日の日に、働いているわけなので、それもわからないではないですが、中にはとんでもなく撥ね上げる人もいます。そして、こんな時、値段交渉のためにムキに戦うと絶対に安くならないということがわかりました。「私はデリーで一人暮らしで、ここに家族はいないんです。だからどうかいつもの金額で行ってくれないかな〜〜」と下手にすがるように言うと、ニコッとされてOKでした。
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ラキ・デイの前、約1週間くらいは「ラキ」を売る店が特別にたくさん出て、またお菓子屋さん(写真上)なども賑わいます。みんな大家族の分の買い物をしています。また、最近では「ラキ」は赤い紐だけでなく、プラスティック製の様々な色のものもあったり、キャラクター付きのものもあったり(写真男の子の手首にあるような)、かなり商売っけが出てきているようです。

子供の写真は同日のTimes of Indiaより。
下の写真はババールさんの手首に巻かれているラキ。「オーム」のアクセサリーがついています。
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by ayako-ondes | 2007-08-28 23:28 | Culture★文化

独立記念日

毎年8/15は、インドの独立記念日です。愛国心の強いインド、学校や幼稚園などでは、インド国旗で飾り付けされたり、前日などに独立記念日に関連した催し物も行われるようです。またこの休日をねらって数本の映画も公開されます。その中には、愛国心をかき立てるようなものも毎年必ず含まれていて、今年は女子のホッケーチームを題材にしたシャールク・カーン主演の映画が人気のようです。映画についてはいつも後回しにしていますが、そのうちぜひ書きます。

それでですね、独立記念日の一番の目玉商品は「凧揚げ」なんです。おっとっと...。こんな風に書くと怒られそうです。この日にはしっかりとインド大統領がラール・キラーにて演説をして、これがTVを通して全国に放映されるようです。そして凧揚げ。なんのフォローにもなっていないようですが、まぁ、いいやネ。で、この日が近づくと、巷では凧屋さんがたくさん出始めます。男の子や大人が凧屋さんを囲うようにして、お気に入りのものを選んだり、凧糸を巻いてもらったりしています。
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そして15日には一斉に凧を揚げるという具合です...。屋上から、あるいは公園からなどなど。「空が凧でいっぱいになる〜」と夢見がちに想像していたのですが、しかし空は広〜く大き〜いので、このような小さな凧で空がいっぱいに埋め尽くされるとまではいきませんでした。ぜ〜んぜん。
ただ、鳩も凧に煽られて、元気一杯集団飛行していました。それにしても凧揚げだなんて健康的遊びです。
写真は凧がキュルキュル動くので思ったより撮りにくかったです。でも屋上にのぼって、空を見上げ、凧をカメラで追っているだけで、気持ちが晴れやかになってきました。凧揚げってなかなか快感かもって...。そうそう、子供の時にはやっていましたねー。
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by ayako-ondes | 2007-08-15 23:01 | Culture★文化
7月後半から8月前半まではヒンドゥー暦でサーワン月と呼ばれ、ヒンドゥー教の神様の一人、シヴァ神の月です。
この時期よく見かけるのは、オレンジ色の装束を身にまとい、天秤棒(「カーンワル」と呼ばれる)を肩にかけて歩いている人たち(カーンワリヤー)です。グループで歩いている場合が多く、だいたいは若い男子です。彼らはガンジス河などの聖地へ出向き、川で沐浴した後に川の水=聖水を容器に入れて、カーンワルの両端に付け、自分の町へと歩いて戻ってきます。最終的に、聖水はシヴァリンガへ浴びせられ、シヴァ神への礼拝が行われます。カーンワリヤーに選ばれることはとても名誉なことのようです。また、場合によっては相当な距離を歩くため、グループで行動しつつ交代でカーンワルを担ぎます。けっこうなスピードで歩いています。
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彼らが歩くルートは昔から決まっていて、その道沿いには休憩をとるための仮施設が設けられています。そこで睡眠をとったり、食事をとったり...。仮施設はシヴァ神の恩恵を担おうという人たちがボランティアで設置、食事の用意をしているようです。
ところで、この儀式にはひとつのルールがあります。カーンワルに吊るされた聖水を地面に置いてはいけないというものです。地面に置いたら最後、その聖水は聖水の威力を喪失します。なので、休憩所の横には、地面に付かないようにカーンワルをぶら下げておくための台も作られています。下の写真がそのカーンワルです。最近はキンキラキンに装飾されてド派手なものも多いようです。
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休憩所の様子です。
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写真最上はラジャスターンにて12日、バスの中より撮影。その他は11日デリーにて。

追記。残念なことに、無謀な運転をする車が多いインド、国道を通行するカーンワリヤーが交通事故に遭うケースも多いようです。そしてそれに逆ギレしたカーンワリヤーたちがバスを転倒させたり、火をつけたりして問題になっています。宗教的なことにも関わるのでこのような問題に対する対応もまた難しいようです。しかし、聖なるカーンワリヤー、心も清くあって欲しいものです。
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by ayako-ondes | 2007-08-11 23:05 | Culture★文化

神々をまつる

インドは、ヒンドゥー教、シーク教、イスラム教などなど、それぞれの宗教の、大小たくさんのお寺、モスクなどがあります。特にヒンドゥーの神々をまつる小さなスペースは街のいたるところで目にします。そして、その前を通ると、オートリキシャの運転手はお客が乗っていても車を止めて、お参りしたりしています。

ここは家の近くの、モデル・タウン・マーケットにあるヒンドゥー教の神様が奉られている小さなスペースです。写真を撮る直前に、一人の男性が、内部を水で洗ってきれいに掃除をしていました。掃除仕立てのこの空間には、とても清潔なオーラが漂っていました。写真からはどうですか〜?

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by ayako-ondes | 2007-07-24 23:51 | Culture★文化
今晩、家に戻って来たら、音楽隊のバンドの音とともに人で溢れています。
私の部屋と同じ敷地内の、大家さんが経営するゲスト・ハウスで結婚式の関係のセレモニーが行われていました。

インドの結婚式につきもののアイテムといえば
1.白馬 2.イルミネーション(家の壁一面に電光を吊るす) 3.ラッパと太鼓中心の音楽隊 4.マリッジ・カー(花やテープで装飾された自家用車)。
これらがあれば、そこでは結婚式が行われています。アピール度高いですね〜。

大家さんのゲスト・ハウスでは、婿方のファミリーが集まりっていたようです。フォト・セッションを終えた花婿が馬にまたがり、これからいよいよ花嫁の家へと向かいます。
洋服にはひらひらとしたお札が何枚もついているのですが、見えますか〜?
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by ayako-ondes | 2007-04-29 23:53 | Culture★文化

カタック Kathak

最近、日が長くなってきているのを感じます。バイクに乗せてもらってもあまり寒くなくなってきました。
夕方、スタジオのサウンド・エンジニア、グルプリートさんのバイクで、インド舞踊カタックの公演を観にデリー大学へ行きました。
ダンサーはビルジュ・マハラジ氏(Pt.Birju Maharaj)。昨年末に行われた、私の師ババールさんのCDリリース発表会に来場されていて、そこで初めてお会いしました。インド人間国宝でカタックの最高峰と紹介されたものの、全くどんなものを踊るのか見当もつきません。それで今日を前々からとても楽しみに...と書きたいところですが、いつものように昨日知らされました。笑...

デリー大学はいくつものキャンパスが集まり敷地は広域にわたっています。緑も多く、特に朝は歯磨き代わりのニームの小枝をかじりながら歩いている人も多く、またヨガや健康教室のようなことをしているグループも多数、開放的な雰囲気です。公演は、その中でも見るからに素敵な建物Vice Regal Lodgeにて行われました。写真はその正面と、建物内の中庭です。
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入り口で靴をあずけて入館。聴衆は前半分が床座り、後ろ半分には椅子が用意されていました。インド人は極力前に座りたがる人が多いです。そして途中でも質問したり、感嘆の声をあげたり、とにかく参加型です。私たちは少し遅れて着いたので座り席の一番後ろから鑑賞。ステージ上には、下手にタブラ、サランギー、サロードの各楽器奏者とヴォーカルが並び、ダンサーはマハラジ氏のみ。一言で片付けられるような代物ではありませんでしたが、簡単に言ってしまうと、大勢で作る総合芸術を一人でやっている感じ。芸術性が滅茶滅茶高く、見事でした。
カタックはインド四大舞踊のひとつで、約2500年の歴史があるそうです。もともとはヒンドゥー教の神話などを語ることから発し、その後イスラム教文化の影響を受け宮廷舞踊へと発展。ヒンドゥスタン古典音楽に密着している唯一のインド舞踊で、フラメンコの元でもあるようです。マハラジ氏の偉大さは、それを単に継承するだけでなく、独自の要素を加えてより芸術価値を高めたところにあります。インドのリズムは早口言葉のような独特の音で表現されますが、まずは、マハラジ氏がそのフレーズを唱えると、タブラがそれに応えます。そして他の楽器も入ってきて、そのリズムに合わせた闊達な動きの踊りが始まります。両足首には片足あたり100〜200個ほどのグングルと言われる鈴をつけていて、タップとともに複雑なリズムを奏でます。歌い手はリズムを歌う時もあれば、語り部となる時もあります。様々な音楽や声と、その踊りは即興的にもピタリと合って、抜群の切れの良さをみせます。無伴奏による踊りもあります。そうかと思うと、今度は、歌のストーリーに合わせて、しなやかな手の動きとともに全身を使って、一人で二役を演じます。力強い仕草で男役を、色っぽい仕草で女役にもなります。そして次には歌も歌います。ひとつひとつは決して長くはなくのですが、その間には、早口言葉のようなリズムにのせて、ジェスチャーだけでストーリーを表現したり、小話をはさんだり、多彩な芸を繰り広げます。舞台上の彼はダンサーであるばかりでなく、芸術家であり、役者であり、音楽家であり、創造者であり...。カタックは、インド音楽、インド特有の複雑なリズム、演技力、ショーマンシップ、歌唱、話術、柔軟かつ機敏な身体、観察力、鋭い感受性などなど、あらゆる要素を要求される極めて高度な芸術で、マハラジ氏はどれをとっても超一流。インド芸術の偉大さとその歴史の深さをひしひしと感じた日でした。

インドでは公演中に写真を撮っても全く注意されることがないので、今回もビシバシ撮りましたが、ネット上に載せてもいいのかどうか...。講演後の楽屋でのインタビューから1枚だけアップします。             
インタビューも演技の延長...。
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by ayako-ondes | 2007-01-24 23:06 | Culture★文化