handcrafted paper

今冬は寒いと言われていたデリーだが、日増しに暖かくなってきている... と
数日前には感じていたのが、昨日、今日となると... どうしてこんなにすぐに暑くなるのか!?
一番過ごしやすいと思う期間があっという間に過ぎてしまうようで、何とも惜しい。



* * * * * *


平日を一日オフにした。
日曜もスタジオへ行ったので、その分どこかで気分転換、日曜定休で
しばらく訪れていない店に足を伸ばすことができた。


ベットカバーやクッション、気の利いた洋服、その他自然化粧品や食器、
線香やオイルなどを扱い、外国人や観光客にも人気の店である。


久々なので、品物も半分以上が以前と変わっている。じっくりと見てしまう。
しかし、欲しいとまで思うものにはなかなか出会わない。


二階へあがる。
絵はがきの棚の上に目を移すと、数冊ノート・パッドが積まれていた。
その色合いと、質感に心がそそられる。
handcrafted paper と書いてある。説明書が1枚入っていて、純綿、藻類、バナナ、
サトウキビの皮、ウール、そして花びらでできているとある。
もちろんその説明書も、ハンドメイドの同様の紙である。


更に、こんな一文も。
Only handmade papers offer the variety of texture and colour
to inspire every individual in finding a means of expression.


この紙に自分が何かをかく事を想像するだけで、気持ちがいい。嬉しくなる。
値段やブランドじゃない、語りかけてくるかどうかで心が惹かれたり動いたり...。
ちなみに80円くらいだった。


* * * * * *


一日おいて、翌日の早朝。その手作りの紙に触れてみる。
まだ薄暗いが、電気をつける気分でもなく、蝋燭を灯す。
冬のデリーの必需品、常備している。


尖ったペンは無性に避けたく、丸みを帯びたペンを選ぶ。


ザラザラ、多少ごつごつした紙の表面の感触が、ペンから手に直接伝わる。
滑りがいいとは決して言えない、そして、時々思わぬ方へ線が流れる。


かく前に想像していたのとは全然違って、アーティスティックにかけないし、
美しくないかき様だけど...



いい感触である。
かいているという実感がする。 ものをかくとは こういうものか...。

 
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by ayako-ondes | 2008-02-15 09:34 | Nature★自然