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インドでの日々を綴る


by ayako-ondes
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ラジャスターン日帰り旅行 ①

う〜む、書く前からあまり気が乗っていないんです、正直。
この1日バス旅行、かなり過酷で、夜11時か12時に帰ってくると聞いていたものの、家に戻ったのは翌日の早朝5時でした。帰りのバスは途中休憩も含めて約9時間、この間のエアコンが私には強すぎて、持参していた長袖もスカーフもあまり役に立たず風邪をひいてしまいました。現在15日、遅れて更新していますが鼻水が止まりません。情けないです〜〜。

先週の金曜に、大家さんから、ヨガの仲間でバスを貸し切ってラジャスターンの古い有名なテンプルに行くんだけど、行かないかと誘われました。ラジャスターンに行った事はないし、インド人の旅行ってどんなもの? 日本のガイドブックには載っていないようなところへ行きそうだし...との好奇心もあり、すでに入っていた予定を動かして参加することにしました。このヨガのグループは、冬の寒い時期は近くのお寺で、通常は公園で毎朝ヨガをやっている団体で、私も以前参加していたことがあります。そして、今年の新年1月1日に久々に心新たにヨガへ行ってみたものの、寒くて寒くて、この時も風邪を引いてしまったのでした。そう言えばそうでした。こういう失敗はもうこれっきりにしないと...。

大家さんの話しでは朝5時に集合で、二つのテンプルへ行き、そのうちの一つには Holly Bath があるそうで、入浴したければ着替えも持参してとのこと。どんなBathなのかよくわからなかったけれど、一応着替えも持ちました。大家さんは隣に住んでいるので、4時半に家の前で待ち合わせ、バスの待つ集合場所まで一緒に行く事になりました。私たちは一番乗りに近く、4時45分には到着。そうなんです、集合場所はすぐ近くなのでした。大家さんは几帳面な性格ですネ。5時に出発の割には集まってくる人はポツポツです。実は私が申し込んだ時点ではすでに定員満席状態だったのですが、私を覚えていてくれた方々が、一人くらいは運転手の隣のキャビネットに座るとかで何とかなるから...と入れてくれたので、満席になったらキャビネットに自分が移らなければ申し訳ないと思い、状況を伺っていました。5時20分を過ぎて、特に出欠をとる訳でもなく出発。空席もありキャビネットに行かなくてもいいみたいです。バスは、動き出したと思ったらすぐに近くのスタンドへ行きガソリン供給です。このタイミングで入れるなんて日本じゃ考えられないのですが、インドではそういうものなのかもしれません。お金を払う人がその場にいてはじめて、ガソリンを入れるという...。それに自家用車にもガソリンは少しずつしか入れないようです。それはガソリンを盗まれることもあるからのようです。

結局スタンドを出たのは5時半で、出発すると同時に、一人が大声で何か言い、それに合わせてみんなが合いの手を入れます。この掛け声は何かと大家さんの娘さんに聞くと、神様の名前を言っているのだそうです。出発の時にはこうするんだって。数人元気なおじさん、おばさんがいて、ナンやら歌い出したり、ジョークを連発したり、そしていろいろな食べ物が次々にまわってきます。それぞれが持ち寄ったスナックやお菓子類などです。
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左の写真は、お米の粉で作ったパンがタマネギ、人参、ピーマンなどの野菜と一緒に和えてあるもので、味はチリ・トマトケチャップ+ビネガーのような感じ。
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次は、牛乳、ナッツ類などで作られたデザート。
f0099915_182026.jpg続いて、「パティ」というおかずが包まれているパイ。中身はインドチーズのパニールや、ジャガイモが、その他の野菜とカレー風味で味付けされている場合が多いですが、今回のはカシューナッツやレーズンも入ってちょっと変わり種。


バスは特に渋滞も無くその点ではスムーズに進みました。ただ、ハイウェイがほとんどでしたがインドの道路はとてもラフで振動が大きく、途中の狭い道での追い越しは怖いし、工事中の道路はしばらく大揺れで酔いそうでした。日本の道路はよく出来ているとつくづく思います。

車窓からの風景は緑、緑でとってもきれいでした。そしてラジャスターンと言えばラクダ(と私は勝手に思っていて)。インドで見ていた牛が、ラクダに変わるという感じで、ラクダがたくさん! 荷物を運んだり、荷車をひいたり、草を食べていたり…。ラクダはウキウキしながら歩いているように見えるので、カワイク感じるのですが、いざ写真に撮ろうと思うと、とっても背が高くて大きくて、近くでカメラを構えていると結局全身が入りきらず、あれよあれよという間に目の前を通過してしまいます。おなじみの牛のようにはいきませんでした。繰り返す失敗の末、どうにか全身が入ったラクダの写真。
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11時半くらいに最初の目的地 Khatu SnayamのThakur Snayam Ji Templeに着きました。ちょっとしたインド人の観光地となっているようで、観光バスがたくさん止まっています。またお寺の前には縁起物などのお店が連なり、日本の神社付近の雰囲気も感じます。そしてお菓子やお花など、日本で言うお供え物のようなものも売られています。お参りする際には、お花(花だけが紐に通されている長い首飾りのようなもの)やお菓子類(インドの伝統的なお菓子や、ここでは氷砂糖、各種ドライフルーツ、小さく刻んだココナツ、カシュナッツの袋詰めが売られていました)を持参します。ちなみにそこで売られていた袋詰めのお菓子の値段は縁起が言いとされる1がついて、量によって51ルピーだったり101ルピーだったり…。お寺の本堂のようなところでそれを手渡します。すると、箱詰めのお菓子はその中の一部が取られ、その空いたスペースに別のお菓子を入れて返される、袋詰めのものは袋が破られ、その一部が取り出され、他のものが足されて再び手渡されます。そして、少し離れた場所にはお参りをすると額に第三の目と言われる赤いテッカをつけてくれて、手首に朱色の紐を巻いてくれる人がいます。

ところで、お寺に入るにはその前に必ず靴を脱がなければなりません。なので、靴を預けるような場所もあります。そしてしばらくは裸足で歩く事になります。ちょっとした外を裸足で歩く、私はこれがかなり気持ち悪くてまともに足をついて早く歩けません。そして、お寺の入り口には大勢の人が並んでいます。しばらく待たなければならないようです。順番が回ってくるまで、並んでいるインド人は時々大声を上げています。約30分間、汗がどんどん流れてきます。インド人は人に接触することにあまり嫌悪感がないらしく、どんどん押してくるので、この距離感、べったりがまたたまらなく不快でなりません。汗も出るしくっつかないで〜と叫びたくなりますが、とにかくみんな先に行きたいんですね。入り口には棒を持った人が両側にいて、人数によってその棒を下へ降ろし、それ以上入らせないように仕切りますが、これを乗り越えたり、くぐり抜けたりする人も多く、ごった返しています。手に持っている花もぶつかってどんどん花びらは落ちていくし、形がくずれています。
いよいよ中に入る事ができましたが、その中は入り口前以上に混雑しておしくらまんじゅう状態です。とてもとても入っていく気になれないのですが、ayako来いと言われます、隙間が全然ないところに入っていかなくては、また次のチームがやってきてしまいます。みんな、そんなにも縁起をかつぎたいのか、何が欲しくてこんなことしているかと思うと、変な欲の強さを目の当たりにしたようで私はちょっとシラケてきてしまいました。

本堂の天井や内側の壁はとても美しい水色や青色の中にたくさんの模様があって、これまでに見たヒンドゥーのテンプルとは全然違うものでした。じっくり見たかったし写真も撮りたかったのですが、カメラを出すのも怖いくらいで、撮る事も、よく見る事もできませんでした。怪我しないように気をつけるだけで、まるで戦場って感じ。その後、例のテッカをつけてもらってすぐに外へ出ました。待っている時間の割に中に入って出てくるまではあっけないものでした。それにあの光景、見た目にはじっくりとゆったりとお参りしている人なんて誰一人いなくて、しかし、きっとごった返した中でみんなしっかりお祈りしていることでしょう。周りの環境がどうであれ、さほど気にせずやることはやる、つかむべき物はしっかりつかむことがインド人はできるように思えます。混沌とした中でも事が進んでしまう、あるいは事を進ませていくのは、とても粗雑な感じがして私には落ち着きません。自分が気になっていることを「ノー・プロブレム」の一言で片付けられてしまうインドでの日常と似ています。ちょっと嫌気がさしてしまうと同時に、これはインド人のある種の強さでもある気がします。

お寺の外観。
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その横にあるありがたい樹。
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このお寺の離れに公園があり、そこにHolly Bathがあるとのことでしたが、ちょうど閉まっていて見る事ができませんでした。

続いて、このお寺の近くにあるちょっと不思議な空間へ足を踏み入れました。
門を入るとそこは...
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これですよ! そしてこの写真の真正面には(この写真を撮った時点ではカバーが掛けられていましたが)、こんなものがあったのです。インドっぽさ炸裂です!
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ここは神様を祀ってもあるようですが、どうも休憩所として利用されているようで、両脇にはたくさんの個室にベットがついていて、みんな自由に旅の疲れをとっている様子。また2階にはレストランもありました。そして、ここで昼食をとる事になりました。こういうところですから、メニューは決まっていて、ターリーでした。次々とやってくる賄いさんがバケツのような大きな入れ物を手にしていて、自分の前の大皿に、カレーやライタ(野菜や香辛料の入ったヨーグルト)やデザートなどを入れていってくれます。これがこの日のランチ。私にはあまり違いはわかりませんでしたが、味がやはりデリーとは少し違ってラジャスターン風なんだそうです。
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それで、食事の後は適当にみんな休憩をとったりしていて誰として急ぐ人や、仕切る人がいなくて、いつここを出発するのかもわからない状態です。ベットで休んでいた大家さんに何時に出発するのか聞いてみたら、あの人に聞いてみて...ということで、言われたヨガのインストラクターに聞いてみたら3時半とのこと。すでにけっこうのんびりした気がしていたのですが、更に30分もどうやって時間をつぶしたらいいのかな、バスで休めば同じ事...と思いつつ、次のお寺までは何時間くらいかかるのか、また質問してみました。するとたぶん2,3時間とのこと...。その後、インストラクターも真剣に時間を計算したらしく、急遽出発する事になりました。はぁ〜なんのこっちゃ〜って感じなんですー。 

最後に、この鮮やかな色をしたもの何でしょう〜? お寺の近くのお店で売られていました。答えはラジャスターン日帰り旅行②<近日アップ>にて。ではでは〜
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by ayako-ondes | 2007-08-12 23:10 | Travel★旅