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インドでの日々を綴る


by ayako-ondes
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夕焼けは、いつでもどこでも美しい。

2月6日(火)夜、Ehsaan Bharti Ghungroo WaleによるMuqabala E Quwwali(カッワリー)を聴きにNCUI Auditoriumへ出かけた。写真は、その行き道で見た夕陽である。インド門、国会議事堂や大統領官邸などの国の建物が連なるセントラル・セクレタリアで地下鉄からオートに乗り換える。そこで写した。奥手に見える建物はおそらく中央官庁だと思う。
夕焼けは、いつでもどこでも美しい。_f0099915_6331212.jpg

この夕陽を最後に、昨日からデリーは、雨。今日は珍しく一日降り続け、春へもブレーキがかかっている。
7日は霧も深く、デリー大学で行われる予定だったUs.Asad Ali Khan氏によるRudraveenaのコンサートは飛行機遅れのためキャンセルとなってしまった。オートを飛ばして行ったのに、がっかり…。

ところでカッワリーはパキスタン起源の音楽で、前々から本物のカッワーリを実際に観て聴きたいと思っていた。しかし、今回の演奏はこちらの望んでいたものとは少し違った。グングル(カタック・ダンスで足に付ける鈴)を声と手の動きで真似た演技は聴衆の興味を引いていたけれど、そのような余興的な時間が長過ぎて本当のカッワーリがどういうものなのかがよくわからなかった。
カッワーリに限らず、時代の移り変わりとともに、巨匠、伝説と言われるような演奏家がインドでもだんだん減ってきているのが現状である。シャハナーイ奏者Ustad Bismillah Khan氏が昨年夏に他界したのも惜しまれる。彼の生の演奏はぜひ聴きたかった。

今日はいつもにも増してまとまりない文章となってしまいますた…。
by ayako-ondes | 2007-02-08 23:26 | Diary★日記