昨夜ようやく話したい内容が決まった。結局準備は半分。準備不足では結果が想像できる...。重い気持ちでクラスへと向かった。いつもより人数が少ない。来ている人たちはみんな緊張しながら、時間ギリギリまで練習している。私は、中途半端な準備ではまともに話せないので、スピーチを辞退したいと正直に申し出ようと思った。来た来た〜、講師はいつものようにホント明るい。すると、私のような人が他にもいた。時間が足りず今日は無理だから次回にできないかとお願いし出した。しかし、私たちのクラスはたまたまこの後、2度も続けて祝日のため休講になってしまう。その申し出はあっさりと却下された。私も辞退を申し出てみたが「いいからいいから、これは練習だから。練習が大切。その場があたえられていると思って、何でもいいから、気にしない気にしない...」と軽〜く却下。
しかし、これで、私の気持ちは180度転換。「もう何でもいいいや、やってやろうじゃないの」。これが功を奏し?、むしろ前回のスピーチよりも緊張せずにみんなの顔を見渡しながら話す事ができた。前回は病み上がりで久々に人前に出たこともあってか、クラス一の最大級の緊張感を味わった。
全員が前回より一段とうまくなっている。お母さんとのテレビ番組の取り合いについて、笑いをとりながら話を進める人や、レイプについて真剣に語る人、いずれも全員をグッと惹き付けていた。みんなただただ聞くだけでなく、話し手に対してうなづいたり、途中で意見を言ったり、自然と反応してくる。私のトピックは、インドの魅力を、まだインドに来た事のない日本人に対して語るというもの。「では次は、Ayako」と声がかかると、みんなが「イェ〜ィ、Ayako〜」と拍手し景気づけてくれる。ハハ,,,照れてしまう...。インド人には聞き慣れないAyakoという名前を発音すること自体を楽しんでいる様子でもあるし、インド人とどこか違い足並みが揃わないので応援してくれている風でもある。聞いている人たちはうなづいたり、驚いてみたり、時には間の手を入れてくれてありがたかった。
ところで一人の女性、話したい事はあるけれど大事になるから話さないと言い張り、結局話さないで終わった。しかし、彼女がとっても話しがうまいのは誰もが知っている。以前のスピーチでも、実は何も用意してこなかった...と言いながら(本当に用意している様子もなかったし、全く悪びれた様子もなかった)、その場で思いつくまま、感情豊かに、誰よりもおもしろく、みんなをあっと言わせて、時間ピッタリに話し終わったのだから...。
講師の講評の前の10分の休憩時間は、お互いに褒め合ったり、関心ある話をした人に自分の意見を言いに行ったり。積極的にそれぞれが動いていたのが、ちょっとしたことから一つの話題について、みんながひとつにまとまってのディスカッションが始まった。一人立ち上がって、身振り手振り、時には机まで叩いて主張する人がいる。全員がこの人に対して、様々な意見を言う、それに対してバシっと返す。また他の人が質問する、あれやこれやと例えを出しながら、最後には、これでどうだ!とドンと机を叩いてカッコイイ。次から次へと意見が出る白熱したディスカッションが自然と成立。すでに英語よりもヒンディーの方がアッチャコチャ飛び交い、私は話がわからなくなってしまったが、まるでスポーツ観戦と一緒で興奮してくる。時々、これはけんかじゃないよね?と自問自答してしまう時もあるほど炸裂もする。それにしても立ち上がってみんなに囲まれて話している人、変幻自在な手の動き、言葉以上に話す目、身体全体を使っての表現、完っ璧。ファースト・クラス!(インド人が何かにつけて発する褒め言葉)。この人こそが、さきほどスピーチを断った彼女。ついた火は消えない...。
クラス後、エネルギー相当消耗...。

コンノート・プレイス(デリーの中心にあるショッピング・マーケット)のOxford Book Storeへ立ち寄った。カフェもあり、窓からはコンノート・プレイスを臨める。インド臭さが抜けそうな場所。

牛の口からミルクが注がれるミルク入れと、象の砂糖入れが何ともキュート。うーん、ここはやはり
インドなんだな〜


